鑑賞

ゴールデンカムイの好きな場面 #1

最近は『ゴールデンカムイ』を読んでおります。以前にも書いたかもですが、あねの猛プッシュで読み始め、明治期の北海道が舞台の冒険物語かー、ふーん、と思って読み始めたらいろいろ思ったんと違い、今では連載で読んでおります。 知らない方のために説明し…

テーマを決めてチェンソの話をする(6)生姜焼き

ついにわれらのチェンソーマン最終巻(第一部)が発売されてしまいましたね。 周囲には、本誌でなく単行本で読む派の友人が多かったのでネタバレを自重してまいりましたが、これでやっと「生姜焼き!」とか「ヤバジュース!」とか言いたい放題で喜ばしいこと…

テーマを決めてチェンソの話をする(5)10巻とモルカー

2021年はチェンソーマン10巻で幕を開けましたが、皆さま、ご無事でしょうか。私のもとには、「読んでいた妻が突然号泣嗚咽し始めた」などの情報が入っております。赤が効いた正月っぽい(?)表紙、美しかったですね。ですね……。 10巻は、中二病心をくすぐる…

『熊・クマ・羆』

ここ数年、三毛別羆事件のことを考えたり(あねの影響)、金カムを読んだり(あねの影響)、クマ牧場に行ったりとなんかクマづいていたところ、父が若い頃に買ったというクマ本を貸してくれて、なかなか面白かったです。 ●『熊・クマ・羆』林克巳 著、十勝毎…

テーマを決めてチェンソの話をする(4)9巻の最悪さ(最高さ)

『チェンソーマン』9巻発売から3週間が経過しましたが、各々方、心の傷は癒えましたでしょうか? 発売日前から表紙発表の時点で心が折れる人多数だった模様ですね。単行本で初めて読む人は読み進めて意味が分かったところで「あぁぁぁぁ」となり、本誌で既に…

テーマを決めてチェンソの話をする(3)公安退魔2課の中村

『チェンソーマン』で私が好きなキャラに、「中村」がいます。別にメインキャラクタでなく、いわゆるモブに近いチョイ役なんですが。正確にいうと中村が好きというより、中村の登場の仕方と中村をめぐる謎の盛り上がりが好き、といいましょうか。(例によっ…

テーマを決めてチェンソの話をする(2)ノーベルクソキス賞

ノーベル賞受賞者は日本人か? 村上春樹は今年こそ文学賞を受賞するのか? ノーベル賞を受賞できるような基礎研究は日本で続けられるのか?……そんな話題が巡る季節でありますが、そんな話題を吹き飛ばすようなインパクトあるフレーズです、「ノーベルクソキ…

テーマを決めてチェンソの話をする(1)金玉蹴り大会

こないだこのブログでも紹介したんですが、最近『チェンソーマン』にハマりすぎて日常でもSNSでもチェンソーマンの話しかしない人になってしまい、この年齢になって初めてジャンプを定期購読し始めるなど、だいぶアレなので、ブログで毎回テーマを決めて心ゆ…

チェンソーマンを読んでゐるよの巻(脳がハロウィンに)

最近のおすすめ漫画ですが、珍しくジャンプ漫画にハマっています。先日はつらみ師とチェンソー合宿までしました。未来最高です。 最新刊、表紙の絵もいいが帯の煽りもかっこいいすね。↓ 『チェンソーマン』、あねや、当ブログでお馴染みさーもんさん(つらみ…

最近観たライブ:はや伊号@REED CAFE / 音楽と言語

最近観たライブの話です。 大阪心斎橋 REED CAFE というところへ、はや伊号氏のライブを観に行きましたん。雑居ビルの中のライブバー。こんなとこあったんですな。 はや氏のライブは、去年の冬に初めて観まして、そのとき(ライブ以外にもいろんなことが起こ…

『街角図鑑』/自己言及珈琲

最近アレのアレで巷で流行りの「ZOOM飲み会」というものをやってみて、普段一年に一度会うかどうかという友人と立て続けに(画面越しに)会ったり旧交を温めたりしているのですが、そんなこんなの中、学生時代の後輩K君(昔からたまに当ブログにネタを提供し…

ラストファンダンゴ、幸福なゴム焼きの夜

7月の初め、オータムス×Theピーズ×ワタナベマモル というイベントを観に、十三ファンダンゴへ行きまして、超幸せな夜であったので記録しておきます。 なんやつい先日もファンダンゴでピーズ観た話を書いた気がしますが、今度こそ(おそらく)ラスト十三ファ…

春の思い出(2) 台風クラブの演奏で「実験4号」などを聴いたんだよの巻

これももう2か月前の話になるんですが、4月に、十三ファンダンゴで最高なものを観たので以下記録。 十三ファンダンゴは、諸々思い出あるライブハウスでありますが(※注:上の写真の音符の壁はファンダンゴ近くの関係ない建物)、もうじき十三から移転の予定…

遠藤ミチロウを観た日の記録

平成というのが終わったらしく、その人為的な時代の区切り自体に特に感慨はないのですが、その知らせの直後に、遠藤ミチロウの訃報を知り、息を飲みました。 ミチロウさんが闘病中であるということ、難しい病気であるということは聞いていましたが、どうして…

ナメちゃんと京都拾得でフラカンを観たんだよの巻

フラカンが好きやという話は前から何度か書いてるんですが、彼らが例年、夏〜秋に回る「フォークの爆発」というライブツアーがあり、普段と違って、座って演奏するのを座って聴ける、アコースティックのライブなのです。 古い曲も演奏してくれたり、カヴァー…

台風クラブばかり聴いているよの巻(ワン・ツー!)

最近、台風クラブというバンドのファースト・アルバムをずっと聴いています。 京都発のスリーピース・バンド、キャッチコピーは「日本語ロックの西日」! この時点で既に好き! 先日は大阪市立大での学祭ライブへ、久方ぶりで「気になったバンドを一人で観に…

最近読んだ漫画(2) 衝撃の連続、『かんかん橋をわたって』 を読むべし!

草野誼という漫画家を知ったのは、ウェブ広告でふと見かけた『愚者の皮』(「あよと英馬」篇)が最初でした。 広告に出ていたのは、整形に失敗して醜くなってしまった女が夫に捨てられる、という場面だったでしょうか。よくある下世話なネット漫画って感じで…

最近読んだ漫画(1) まだ暑い人生の初秋に『たそがれたかこ』

昨今、自分が読む漫画のテーマが、老い、病、夫婦の倦怠、中高年の悩み……とそんな感じのものが増えてきまして、感情移入する登場人物の年齢も上がってきて、自分も年をとったんやなあと思ったりしますが、しかしそれらに描かれるのは年をとっても相変わらず…

東洋陶磁器美術館に行ったよの巻

大阪はなにわ橋の東洋陶磁器美術館、一度行きたいと以前より思っていたのですが、やっと行くことができました。 ちょうど「胡人俑」という素晴らしい展示の最中でした。 胡人とは中国における異民族のこと。 俑とは貴人の墓に副葬される陶製の人形ですが、西…

年末企画★微妙に昔のベストセラー読み倒し: 膵臓、セカチュー、KAGEROU、恋空

毎年、クリスマスに何か企画をやるんですが、――といっても誰も参加しない自分内企画なんですが――ちなみにこれまで最も盛り上がったのは2003年の「徹夜でプリッツ食べながら楳図かずお」企画(画像参照)なんですが――この頃は徹夜する体力があった――今年は「…

武道館でピーズを観たよ浄土を見ただよの巻

Theピーズが好きだという話は以前に書いたんですが、先日そのピーズの30周年にして初の武道館ライブに行きまして、てか人生2回目の武道館がピーズになるとは思いもしなかったわけであるが、ついでにいえば1回目がフラカンであるとも思いもしなかったわけであ…

復活!阿部共実 『月曜日の友達』

垂水に聖地巡礼するまでにハマってしまった阿部共実ですが、ここ1年半ほど新作を発表しておらず、ツイッターやpixivの更新もなく、ネットでは「失踪?」とも言われていたので、この先もう新しい作品は読めないのかなア……と寂しく思っていました。 ですが、な…

ウエオさんの本が出たよの巻

ついに! ウエオさんの単著が出ました! 著者直々に御恵投いただいたので悦び勇んで紹介させていただきます。(一度使ってみたかった「御恵投」。) 上尾真道 『ラカン 真理のパトス――1960年代フランス思想と精神分析』(人文書院) ウエオさんは、大学院の…

Theピーズが好きだという話

今年は、Theピーズが武道館でライブをやるらしく、あのフラカン武道館以上に「大丈夫なのか!?」とビックリしたり、「先行予約お一人様6枚まで」というガバガバな売り方に「売れるゼロやん!」とわろてしもたりなのですが、ピーズはおそらくわたくしが20代…

お正月に本を読んだよの巻: 『狂うひと』『不機嫌な姫とブルックナー団』

既に2月も過ぎて、今頃年始に読んだ本を書くのかよ、という感じではありますが、ブログに記録しないのももったいない良い本を読んだので、記録しておきます。 今年は、例年通りぱっとしない日々ではあるものの、正月からずっと、良い本や良い創作物にまみれ…

パンダコパンダに再会したよの巻

人生で最初に映画館で観た映画はおそらく『パンダコパンダ』だと思います。 おそらく、というのはそれが誰によっても証明されないからです。 たしか5歳頃でありましょうか、私と幼い妹で、両親に連れられて繁華街の映画館に行きました。席はもう満員で、皆で…

最近読んだ漫画〜つらみ漫画の師の跡を慕いて〜

なぜか漫画に詳しいと勘違いされることが多いのですが、実はそんなことはなく、特に最近の漫画はいっぱいありすぎて何が面白いのか分からない状態だったのです。 ところが昨今、オススメ漫画を教えてくれる漫画の師が現れ、これまでにない勢いで日々漫画を読…

OTODAMA2016記泣いたり笑ったり稲穂実ったり

人の行くなるロックフェスといふものに我も行きてみんとて行くなり、ということで先日野外フェスに行ったのでその記録です。 行くなり、とて行ったのが、よりによってOTODAMA@泉大津フェニックス。 音泉魂すなわちOTODAMAは、長年誘われ続けていたのですが…

トモフスキーを観てやっぱり大変な感銘を受けたよの巻

先日、イベントで、TOMOVSKYを観ました。 トモフスキー、ずっと好きなのですが、実はライブで観るのは初めて。 対バンのSAの後で出てきたトモフスキーは、SAとはうってかわってバンド全員弱そうで、しかし弱そうでフニャフニャなまま観客を魅了し始め、あー…

『黄昏めもりい』と私のプレサンチマン

子供の頃、カセットテープで聴いていた、丸山圭子『黄昏めもりい』をCDで買い直してみました。 「めもりい」、この表記がいかにも当時のオサレですね。1976年のアルバムです。 丸山圭子、どんな方かはよく知らぬのですが、調べてみると今も活躍されているの…