2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

砂漠のパイロン

一票も命も軽い都会では、パイロンも粗雑に扱われがちらしく、いたるところにかわいそうな末路を辿るパイロンの姿を見ることができます。 【採取地:京都市中京区(以下同)】 先日、足なしパイロンを紹介しましたが、もはやすっかり頭部だけになったパイロ…

ぬくりんこdeぽっかりんこ

若き日は真冬にミニスカ素足でも一向平気だったというに、年々冷えに弱くなってまいりました。 ちょっと冷やすと肩痛腹痛生理痛が覿面悪化するようになり、ずっと「体を冷やしてはあかん!」と言われてきたのはこういうことだったのかとやっと納得です。 そ…

依存

【採取地:京都市左京区、某氏提供】 足を失ったパイロンは、棒がなくては生きてゆかれないのです。

還暦祝

いぬを飼う前は、いぬなど家におったらいろいろ不便だったり大変だったりすることだろうなあと杞憂三昧でしたが、いざいぬと暮らすようになればいぬのいるしあわせに比してそんなことはなんでもなく、いぬがいることそのものが非常なしあわせであるのですが…

犬の乳 たらりと垂れて 秋暑し とは、わたしの好きな句(注:故・福井敏雄氏作)ですが、そんな蒸し暑さの残る初秋も過ぎ、すっかり本格的な秋となりました。 近場で見つけた秋の写真をいくつか貼り付けます。 じんかんの唯一のよいところ、それは窓から見え…

破壊神まめ子

たまにうちのいぬにオモチャを買ってやるのですが、ここのところ、買ってやってもあまり気に入ってもらえないということが続いておりました。 最近買い与えたオモチャはゴム製ばかりだったのですが、どうやらまめ子は、布っぽいもののほうが好きなようなので…

僕たちの失敗

本日の標語。 【採取地:京都市西京区】 まさにその通りですね。 「まあいいか」からは、これまで交通事故のみならずいろいろな事故が起こされてきました。 この看板は高校のPTAによるもの。PTAといえば、「ハレンチ学園」に抗議したり(注1)、「8時だョ!…

ぺちゃ専門誌

フレンチブルドッグなんぞ10年前には1匹も見かけなかったというのに、今では街を歩けば101匹のフレンチブル、パグ、ボステリetc....と、短吻種人気の勢いはめざましいものがありますね。 じつはわたしも、この類の鼻ぺちゃ系犬が好みで、見かけるとつい吸い…

30kg小説としての金原ひとみ

金原ひとみの芥川受賞作「蛇にピアス」は、話題になった直後に読んだのですが、わたしにとってもっとも印象的であったのは、主人公がみるみる痩せ細ってゆくというくだりでした。ただ、私は生きている。アマがいない退屈な日々を生きている。シバさんに抱か…

りぼん今昔:『砂の城』と『グッドモーニングコール』

今日はわたしの友人にうれしい知らせのあった日でした。 さて、今日こそは「レビュー」機能を用いて、最近読んだ漫画を紹介します。 商品がありません。 いまさらなんですが、一条ゆかり『砂の城』を読みました。 1977年から81年まで『りぼん』に連載されて…