犬愛

まめ子の公園の紫陽花

ちょっと前、まめ子のおさんぽによく行っていた公園に、久し振りに行ってみました。 まめ子がいなくなってから行かなくなった場所というのがいくつかあり(思い出してつらいからとかでなく単に行く機会がない)、そのひとつであったのですが、ちょっとおでか…

最初の桜の季節の思い出

春ってなぜだか犬の匂いがします。 春になってから、よくまめ子を思い出します。 ぽわぽわした空気の中に、犬を感じ、桜が咲いているのを見ては、「ああ、まめ子の桜だ」「ここもまめ子と来た」と思います。 最初の春のことはよく覚えていて、それまでは春が…

何度でも再会がある

スマホを使うようになってからデジカメをあまり使わなくなってしまったのですが、先日ケースを開けたところ、内側にまめ子の毛がびっしりくっついているのを発見! 細かな白っぽい毛がついているのが分かりますでしょうか?(まめ子は茶黒でしたが毛の根元は…

骨になってもしっぽは残るぜ(まめ子一周忌)

1129(イイ肉)の日。あの日から一年過ぎてしまいました、まめ子の一周忌でございます。 自分より先に逝くものと思って飼ってはきたけれど、また、犬の死としては理想的な部類の死であったとは分かっておれど、やはりまめ子の不在は埋めがたく、しばらくの間…

まめ子11周年

今日はまめ子11周年です。 11年前の今日、まめ子はまだ名もなき野良犬として町内をさすらっていたのでした。 近所の人が捕獲して入れていた犬小屋を覗いたときの、こちらを見返しつつ後ずさる情けない目が今でも忘れられません。「なんやこの情けない顔の犬…

和泉市の犬糞看板

初めて大阪府和泉市へ足を踏み入れたのでさっそく犬糞看板を採取。 犬が怒っているパターン。「フン」になぜかフリガナがあるのがポイント。 ちょっとレトロなテイストのイラスト。 まるまる肥えた犬がにっこりしながら首輪にふん袋を結わえられています。 …

紫陽花のきれいな公園(滝の思ひ出)

お花の中で紫陽花がいちばん好きなので、この季節は好きです。 まめ子がいなくなったせいで行かなくなった場所がいくつかあるのですが(別に感傷的になるからとかいうわけでなく、単に行く機会がなくなった)、ときどきまめ子を連れていった紫陽花の綺麗な公…

天保山の犬天国で我が犬を想ふの巻

さてさて。 天保山アニパにてカピバラさんをボワッとさせた(前回参照)のちは、犬ゾーンで心ゆくまで犬らを眺めました。 まめ子以来久し振りに犬を撫でたので、不思議な気持ちになったりもしました。 この白い子、てとてとと人の足元にやってくると、おもむ…

台湾のキャラもの/Ghost shop x 鬼畫福 のフレブルグッズ!

また台湾の思い出です。 台湾もキャラもの文化らしく、ゆるキャラみたいなやつがいっぱいいました。 至るところでキャラものを見かけます。 観光キャラらしきクマ。クマはいっぱいいました。 スケルトンなパンダさん。 かわいいものに対する感覚(ゆるカワと…

台北ローカル線犬猫めぐりの旅――青桐編+α

(これまでの犬猫はこちらです→ 猴硐編(1) 猴硐編(2) 十份編(1) 十份編(2) ) 12:47に十份を出、13:14、平渓線終点の青桐へ着。この区間も15元でした。 青桐はのんびりした田舎の駅という感じ。 1929年に建てられた木造駅舎だそうです。 日本語の琺瑯看板(…

台北ローカル線犬猫めぐりの旅――十份

(これまでの犬猫はこちらです→ 猴硐編(1) 猴硐編(2) 十份編(1) ) さてさて、十份老街から抜けて十份瀑布へ向かったわれわれ、滝への道もいぬいぬしていましたよ。 線路の向こうに犬ー! どの犬も一人歩きですがちゃんとおうちに帰るんでしょうか。 ややま…

台北ローカル線犬猫めぐりの旅――十份編

(猴硐編はこちらとこちら) さてさて、猴硐から平渓線で2つ駅を越え、次は十份で下車。 15元、30分ほどでした(平渓線は距離は短いのですが一駅ごとに長く停車するので時間がかかるのです。瑞芳〜終点・青桐間が約1時間)。 駅に設置されている可愛いポスト…

台北ローカル線犬猫めぐりの旅――猴硐編(2)

さてさて、猫の村・猴硐へやってきたわたしたち。((1)はこちら。) 駅の西側が猫村ですが、東側もいろいろ観光ポイントはあるようで、東側に出てみます。 西から東を見渡すとこんな感じ。このジブリ的なかっこいい廃墟(?)は何!? 行ってみると、整炭…

犬の気配

今日はぽかぽかとあたたかく、外に出るとそこここで、まめ子のまぼろしがしっぽをふってる感じでした。 もう悲しいわけではないのに、鴨川沿いをチャリで走りながらほろりとしてしまいました。 妹も、「今日あたたかかったからまめ子のこと思い出した」 と言…

【犬日記アーカイブ】春色の道

昔のまめ子日記を懐かしく読み返したりしている今日この頃です。 犬のいる初めての春を迎えた10年前は、うきうきして鴨川へおさんぽへ行っていたようでした。 2006年3月5日 午前中さんぽ。母もいっしょだった。 ぽかぽか陽気。いっぱいお花が咲いていた。 い…

完璧な一日

まめ子を最後に獣医さんのところへ連れていったとき、「ただの一時的な不調よね、次の春も一緒に迎えられるよね」と思っていたのですが、ふしぎなことに、その思いとは裏腹に脳裏では、これまでの楽しいおさんぽの思い出が走馬燈のように繰り広げられていた…

犬の腹に囲まれた部屋に住みたい

まめ子のひなたぼっこあるある

まめ子のおさんぽにおいてしばしば起こったことを図にしてみました。 まめ子がきもちよさそうにひなたぼっこしている →寄り添う →わざわざ遠くに座り直される 何度あったことか……

犬レスお正月

今年は10年ぶりに犬レスなお正月で、まめロスが時間差でやってきた感じでした。 職場へ行ったり遊びに行ったりしているときは元気だったのですが、休みになるとどうも、犬のいた日々ばかり思い出してしもうてあきまへんなあ。 他の家族も同様のようでした。 …

まめ子のカルテをもらったよ/うんこの思い出

先日、この10年お世話になってきた獣医さんに、まめ子のカルテをいただけないかとお願いしてみたところ、快くコピーをいただくことができました。 別に何かを確認したいとかいうわけでなかったのですが、これまでのまめ子の体重等の記録が書かれていると思う…

老犬看取り之記(最終回)

まめ子は、生きているときからほぼ私に関心がなかったので、「さわれる片想い」が「さわれない片想い」に移行しただけ、という感じもしなくもありません。犬を亡くした人がよく言う、「家に帰ったとき飛びついて迎えてくれないのが淋しい」「朝起こしにきて…

老犬看取り之記(5)

巷の犬映画や犬小説、犬エッセイを見たり読んだりすると、だいたい最後は犬の死で終わる(当たり前だが)のがいやだよう、とずっと思っておりまして、なので今、犬の死について書いているのは、そのイヤなフォーマット(というかそもそも死が生のフォーマッ…

老犬看取り之記(4)

その、私が高熱を出した翌日、友人夫婦がお見舞いに来てくれました。もちろん私の、でなく、まめ子の、です。 この友人とは、翌週会うことになっていたところをたまたまこの日に変更したのですが、今思えば、この日来てくれてよかったことです。この翌日から…

老犬看取り之記(3)

最近我が家では、夜になんとなく皆がまめ子の写真を見るタイム、みたいのができました。といっても皆で一緒に見るわけでなく、それぞれ勝手に自分のケータイやらPCやらを眺め、特に可愛い写真を見つけたときだけ「可愛い写真見つけたで」と報告する、という…

老犬看取り之記(2)

まめ子は、食べることとおさんぽが、二大・好きなことでした。(まあ、まめ子に限らずたいていの犬はそうだと思いますが。) 食べることをほぼしなくなったのは、逝く一週間ほど前でした。 鰆(先述)の後は、妹が与えるプリンなどを、少し口にするのみでし…

老犬看取り之記(1)

まめ子は、3年前には心臓が原因で一度危篤に陥っていたりといろいろありまして、最期の状態は、獣医さんによると「老衰による全般的な機能低下」 とのことでしたが、直接の死因となったのは腎臓だったと思います。 具合の悪くなってゆくまめ子を見ながら、ど…

脱走の思い出

ペットロスに陥った人はよく、 「私がこんなに悲しむとあの子が安心して天国に行けない」 と自分を責めてしまうそうですが、仮に死後の魂的なものがあってまめ子がわれわれの悲しみを知ったとしても、まめ子の性質からして別に 「ふーん」 という感じだと思…

しっぽよ、永遠に

このブログにはできるだけ楽しいことばかり書きたいと思い、詳しく書いていませんでしたが、ひと月ばかり体調を崩し気味であった愛犬・まめ子を、先月の末に見送りました。 体調を崩していたといっても、ほんとうに寝込んだのは2、3日ばかり。ぎりぎりまでお…

まめティッシュカバー

今日はナメちゃんがお見舞いに来てくれました。 ナメちゃんに、「寝てる姿がティッシュカバーみたい」と言われたので描いてみました。

雨の日の犬

お友達からもらった、迷彩のレインコートです。 似合う……のか? こちらは簡易レインコート。ぺらぺらのナイロンですが、昔、ゴミ袋をかぶせていた頃に比べれば、立派な服です。