台北ローカル線犬猫めぐりの旅――猴硐編(2)


さてさて、猫の村・猴硐へやってきたわたしたち。((1)はこちら。)
駅の西側が猫村ですが、東側もいろいろ観光ポイントはあるようで、東側に出てみます。


西から東を見渡すとこんな感じ。このジブリ的なかっこいい廃墟(?)は何!?



行ってみると、整炭工場の跡地でした。



日本語解説によると(※ママ)、
大正9年には汽車が猴硐への線路開通に合わせるために建てられた選炭工場
内部には、日に500トンの選炭が可能な選炭機が二台設置された。
また網目一吋のものによりまず一回目の選別を行い、そして電力で選炭機を動かせ、最後に女工の手作業により混じった石などを捨ててから、自動的貨物車へ降下、搬出後販売される、という流れになり、当時では台湾唯一選炭機器であった。」

との由。

この隣には、「願景館」があって炭鉱街としての猴硐の歴史を学べるようです……が時間がなかったので入らず。

願景館の前には、ちょっとした商店などが並ぶ広場が。

駅の窓から見下ろすと、広場に犬的なものが落ちている!!



広場に行ってみると、しっぽの短い雑種犬がちょこんとしていました。
この日の犬一号です。
わわー!かわいいー! ややまめ子的な毛色と表情ではありませんか!


目を細める微まめ犬。



まめ子もしっぽの短い犬でしたが、この犬はそれ以上。断尾しているのかな??
なんともいえない後姿……



駅のほうへ歩いていきました。台湾の犬は自由です。



この広場にももちろん猫がいて、微まめ犬は猫をじっと見つめていました。

見つめられていた当の猫



のんびり伸びたり毛づくろいしたりしておられました。





一日中ここで犬と猫を撫でて過ごしたいところではありましたが、他へも行きたかったので、猴硐には一時間弱の滞在でありました。平渓線は一時間に一本しか走らないのが痛いところ。猫たちよ、また会おう!
ということで、次は十份へと向かいます。(つづく)