ちょっと前のことになりますが、京都市動物園へ行きました。
ナイルさんが亡くなって以来初めてかな、既に献花台も終了した後で、旧ナイル舎のあたりはひっそりしていましたが、ナイルさんのいたあの台はそのまま、春めいた陽が差していました。草の上でむにゃむにゃと寝そべるナイルさんの姿が見えるかのようでした。
その一方で、新たに生まれた命もあり。この日は、ヤブイヌの赤ちゃんのデビュー日だったのでした。
出産時のトラブルで、母・パパヤさんが命を落としたのが去年秋のこと。小さな動物が妊娠や出産で死んでしまうのは、何かとてもいたましい気持ちがしますね……。そのとき生まれた子も一頭を除き死んでしまったのですが、残った一頭の子が無事育っていたのでした。
大人ヤブ(お父さんかな?)の後ろから覗いている小さい仔、分かりますでしょうか。
これがヤブ赤ちゃん!
お父さん(?)と戯れる仔。
仔はデビュー初日とは思えない、すっかり慣れた様子で、大人と一緒にヤブ舎をてっててってと駆けまわっていました。
仔は全身黒くてちょっと毛がポワポワしてるんですな。かわい~~。どんな風に育っていくのかな。ずっと元気に育ちますように!
名前も募集中でした。
他の動物たちも、なんとなく春の雰囲気でした。
アナグマさん。お食事中のフォルムがすばらしい……。
タヌ。この子もまるんとしていました。
なんかかっこええ髪型の水鳥。オールバック? この子もまるんとしていますね。
おとぎの国では、にしきさんが新メンツたちと戯れていました。どちらも可愛いです。