神戸のグンディを見に行ったよの巻

埼玉こども動物自然公園にいるグンディという生きものが、きなこ餅としてネットで脚光を浴びているのを知って以来、「うおおお なんだあこの餅はあああ この世のものとは思えん わああああ」となっていたのですが、そのグンディが神戸どうぶつ王国にやってきたというので会いにゆかぬわけにはいきません……。

 

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しかし行った日が悪かった。温暖になりはじめの、しかも連休の最中に行ってしまったため、ゲートを入るやすごい人。これはグンディ列ができているのでは……と恐れましたが、グンディは広いスペースをもらっていたこともあり、わりとすんなり観ることができました。よかった。

 

うわあああ~。ほんとに「砂漠の妖精」だ! きなこ餅だ!  ふわふわと儚い菓子のような小ささ。それでいてカピバラと似た印象的なまなざし。赤ちゃんもいるのがお分かりいただけるでしょうか?(写真右下)

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大人のグンディだって餅か妖精のような生き物なのに、赤ちゃんグンディはさらにそれより小さくて、ほんとうに夢の中の生き物のようでした。岩の隙間でたわむれる二匹。

 

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岩の隙間に入っていく二匹のお尻もかわいや。


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掻き掻きしているところを激写しました。(激写って言い方古いな。)

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えさ皿におててをかけるグンディ。扁平に開いた耳がグンディの特徴です。なんともふしぎな形ですが、周囲の音を集めるのに適しているそうです。

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グンディは群れを形成する生き物だそうで、ネットでも団子のように重なりあっている写真が人気ですが、この日はみんなひとりでいたい気分だったのか(?)団子姿は見られませんでした。

その代わりこんな孤高のたれグンディを見ることができました。

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とにかく人が多く、人が多くて、人が多い日であり、神戸どうぶつ王国っていうか神戸人間王国みたいになっていましたが、閉館ぎりぎりまで粘ると人も減ってきてゆっくり一周することができました。

 

鳥ゾーン。毛づくろいの仕方がかっこいい鳥と、鮮やかなピンクの鳥。

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重なり合って眠るヤブイヌ。(下の子大丈夫?)

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ヤブイヌも赤ちゃんが生まれていました。赤ちゃんは時間限定公開だったので、偶然見られてラッキーでした。赤ちゃんは毛の色が大人より黒いんですね。お母さんとつかず離れずチョコチョコ動いていました。

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バクの赤ちゃんもいた! これは赤ちゃんじゃなくてお母さんのおっぱい。

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赤ちゃんシリーズだとアルパカっ仔も香箱座りで可愛かったなあ。

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とにかく人が多くて、人が多く、人が多かったので、動物を見るのに疲れお昼を食べたりお茶したりと休みつつ回ったのでしたが、飲食コーナーも長蛇の列でした。でも美味しかった~。ビュッフェレストランは感染対策のため休業でした。いつかビュッフェのほうも食べてみたいな。

 

やまねこキッチンのロコモコランチ。「やまねこ米」が使われています。


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ナフキンが可愛い!どれが何だか分かりますか? 


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こちらはアルパカフェのスイーツメニュー。アルパカシュークリーム。ワオワオロ―ル。ハシビロコウさんと目が合ってしまうハシビロコーヒ―。

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ふっくら待機するハシビロまんたち。

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このカフェゾーンはお花がいっぱいで好きなのです。この日は曇天で少し寒かったのですが、晴れていたらばさらに素敵でしょうねえ。

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他にもいろんな動物を見ました。

 

シンリンオオカミ。遠目には少しまめ子に似ているけれど、近くに来ると眼光が全然違う!


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ビーバー。まるくなってます。尾が独立した生き物のよう。


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光を浴びるクマ。


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良い表情のヒツジ。


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ペッカリー

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ミモザ


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南国の鳥(名前は確認し忘れた)。まるっとしている姿を撮ろうとカメラを向けたら、羽を広げ始めて良い写真になりました。

 

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そしてカピバラ。日中の人の多い時間はカピバラを取り巻く幾重もの輪ができていました。ゆえにお疲れなのでしょうか、小屋の前で退勤を待っている姿です。

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ソーシャルディスタンスを訴えるカピバラ


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カンガルー。文章で表現するのは難しいですが、カンガルーの毛って、これまで触ったことのある動物の中で最もふかふかです。


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この写真、なんか変な構図なのは、「カンガルー撮りおじさん」のパシャパシャ猛攻がすごかったからです。カンガルー撮りおじさんはでかいカメラのシャッターを連続で切りながら、子供たちの中に割って入り、無断で他人にカメラを向けまくり、最終的にはスタッフさんに「フラッシュはご遠慮ください」と注意されて無言で去っていきました。カンガルー撮りおじさんのカメラの中に、私とこの子の写真が20枚くらい収められていると思われるので見たいです。

 

ところで、どうぶつ王国のカンガルーといえば、人気カンガルーの豆蔵さんが少し前に逝ってしまわれましたね(写真は2015年のもの)。豆蔵さんには以前に会ったことがありますが、個性的な雰囲気をもった、ちょっと亡き祖父を思わせるような風情のカンガルーでした。豆蔵さん、安らかに。

 

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