春に神戸王子動物園で生まれた3頭のカピバラを見に行ったのでしたが、なんと! またこの秋に4つ子が生まれたと聞いたので見に行ってきました。
今回も勿論なるとさんとちゅらさんの間のお子です。年二回も繁殖おつかれさまです!
少し寒い日曜日、カピバラ舎へ向かうと、いました! 4頭の小さなむくむくとしたものたちが、ぎゅっと団子状に寄り添っている(通称:カピバラ団子)!
GWにこれくらいの大きさだった兄弟たちはすっかり育ち、カピバラ舎は、父母(大カピ)・春生まれ3つ子(中カピ)・4つ子(小カピ)の3サイズでにぎわっていました。
10年以上前に初めて神戸かぴを見たときは、大家族でありましたが、その頃の様子を彷彿とさせます。
※※※ 2004年、王子カピバラ大家族の様子 ※※※
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春にころころむくむくだった3つ子さんは、父・なると氏にちなんで、ラーメンつながりで「めんま」「ちゃーしゅー」「わかめ」と命名された模様。
すっかり立派になり(カピバラらしくなり)、赤ちゃんカピの周りを取り囲むように座っていました。野生のカピバラって、大人カピが子カピを囲んで外敵から守るという話を聞いたことがあるのですが、そんな話を思い出させるフォーメーションです。
拡大縮小コピーのような中カピちゃんと小カピちゃん。
転がる中カピを見つめる小カピたち。
やがて親兄弟がはっぱをはむはむし始めると、小さな子らもそちらへ移動。一緒にしっかりはむはむしていました。
それにしてもむくむくぶりの可愛いことよ〜。
食後はお乳が欲しくなるのか、母・ちゅらさんの腹にまとわりつく子たち。
母はふつーにうざそうに振り払っていました。動物のこういうところ……好き。
父・なると氏は終始どっしりとしておられました。
その後、子たちはまた壁際に行き、子たちだけでもぎゅもぎゅ。
ときどきとっくみあったり、じっと遠くを見つめたりしていました。
それにしてもカピバラを見るたび、大人カピでも子カピでも、その眼の神秘なことにほれぼれとしてしまいます。
遠い宇宙を見つめているかのような、深遠な哲学を思っているかのような、それでいてごはんのこと以外何も考えていないような、ふしぎな眼差し。
群れでいても皆べつべつの宇宙を見ているかのような、それでいて仲間同士通じ合っているかのような。
生まれたばかりの赤ちゃんカピにもちゃんとその眼差しがそなわっていることに、いつも感心してしまいます。
この日は初めて「パオパオ食堂」でごはんも食べました。
パンダバーガーを食べながら、ゾウ舎が見えたよ。(棒遊び中)
パンダバーガーをもつパンダさんのイラストも良いですね。