昼のラヴホテル街(11) 憧れの桜ノ宮


天気の良い日はラブホ街浴に限ります。
ひさびさのあたたかなそんな日、憧れの大阪は桜ノ宮へ!
JR環状線桜宮駅下車、京阪京橋駅からも歩いてほどなく。
ひと頃より数は減ったようですが、ラヴホテルらしいラヴホテルが犇めいています。
とはいえ隠微な空気はあまりなく、住宅となだらかに続いているのが特徴です。
(元遊郭、的な雰囲気がありません。ここがラブホ街になった経緯を調べてみたのですがネット情報ではよく分からずでした。やはり神社との関係でしょうか?)


ゆるい坂を上り川へ抜ける道沿いにホテルが並んでいます。
昼間から「満」ランプが点灯! この時点で最高です。




ノアホワイトのモダンな外装。




そのお勝手口。






大きなホテル街は、それぞれのホテルがそれぞれのサービスを競い合っているのがわくわくします。
こちらは「入浴剤バイキング」が売り。(冷静に考えると入浴剤選べるだけ。)




「最大6品無料」!? 一日ここで暮らせる!




ピーポンカード……! いろいろひどいデザインです。






キングダム。セレブな空間で上質なひととき!




セラヴィ。





ホテル街ならではの装飾が諸々。ヨーロッパ風の飾り窓。




※参考画像:ドイツ・ローテンブルグの窓。




隙間にステンドグラス風。(※こちらは桜ノ宮です。)




乳っぽいランプ。




飴玉色のランプ。ホテル街の装飾は楽しいなあ。ビジネスホテルもこんな感じならいーのに!





こちらも壁面の装飾が可愛いですね。イン・プロヴァンス




しかし、可愛い装飾の中で主張を放つ 「大幅値下げ断行」





なお、このあたりの価格帯はこんな感じ。京都のホテルと較べると安値な気がしますが、記載されているのはあくまで「平日メンバー料金」である点がポイントでありましょう。対して、下は、律儀に休日ビジター料金が併記されている例です。







桜ノ宮ホテル街の中心には桜宮神社があります。こじんまりとした神社です。
神社の燈籠越しに見える派手看板がたまらんですね。。




神社は、おあげさん泥棒に悩まされているようでした……。




神社からメインストリート(?)を望むとこんな感じ。
ラッピングされたプレゼント箱と「伯爵」がひときわ目立っております。




ではメインストリートを歩いてみましょう。
まず、プレゼント箱看板は、「毎日がクリスマス」でおなじみのリトルチャペルクリスマス。基督もびっくりですわ。




駐車場の隅には、なぜか腰の曲がったサンタクロースのおじいさんが。
こんなに腰が曲がってて配達労働ができるのか?



自撮りツーショット





そして、その向かいの伯爵に挑もうとしたのですが、あれ……?



看板の文字が「おとぼけビーバー」になってる……?
こっちの看板にも、「おとぼけシアター」。




なんと! 伯爵はおとぼけビーバーチェーンに買収されてしまったようです! 爵位剥奪!?
こちらの画像では、上の看板は「伯爵」のまま入り口看板が「おとぼけビーバー」になっている様子を見ていただけるかと思います。



ラブホテル業界も、大チェーンへの吸収が進んでいるんやなあ……と少し淋しい気持ちになりました。さらば伯爵よ……なんの縁もなかったけど。
調べてみますと、同じ桜ノ宮の中でも同じ系列のホテルがいくつもあるようです。いろいろ迷って入っても、結局同じ資本に金が吸収されるしくみ! (たとえば、上の「セラヴィ」と「プロヴァンス」は同じ系列。)

これもチェーンですね。もしもしピエロ
「全室バリアフリー設計」が輝いています。




チェーン化が見られる一方で、なんか古そうなホテルもあり。
「プラザ」のロゴがかっこいいですね!




本来の目的から逸脱しているのもナイスです。






それにしても「もしもしピエロ」とか「おとぼけビーバー」とかこうしたネーミングは次世代に残してほしいものです。しゃれた意味のわからん横文字のホテル名は要らんのです!(もしもしピエロも意味がわからないが。)

このあたりには以前、「カバのお医者さん」というホテルもあったらしく、観てみたかったのですが、残念ながら廃業したようでした。(調べてみると「心霊」という検索候補が出てきたので、ラヴホテルによくある、心霊の噂→経営不振 コースか??)
なお、カバのお医者さん跡地の向かいは、本当のお医者さんでした。