グリコピアにいったよ


98年頃出ていた「グリコポッキーつぶつぶレモン」の復活要請を直訴するため、グリコの工場見学、グリコピアに参りました。
(先に言っておくと、直訴はできませんでした……復活させてください!!)

三宮から神戸市営地下鉄に乗り、初めての駅・西神中央で降り、そこから更にバスに乗ればさまざまな有名企業の工場が並ぶ工場地帯。
バス停を降りすると既にもったりと、チョコレートの香りが漂っております。
その香りを辿ってゆけばグリコピア!




グリコ製品の吊るされたクリスマスツリーにお迎えされます。



グリコ観覧車




可愛らしい待合室に通され、歴代グリコCMを見せられます。80年代のCMはけっこう覚えてますねェ。

最近のCMで使われたポッキーギター。
(c)大ちゃん曰く、ボ・ディドリーならぬポ・ディドリー。





去年のポッキーの日に打ち上げられたというポッキーロケット





ご当地ポッキー




待合室でしばらく待つと、アテンダントさんが案内してくれます。まずは、グリコの歴史を説明してくれます。
グリ森事件の真相が聞けるかとほのかに期待したのですが、当然ながらグリコ年表には、怪人21面相のことは書かれてませんでした。
(なお、われわれの訪れたのは、折しも「怪人28号」が現れた翌日でした。)


初代のグリコ。顔がやや怖。次第に手足が長くなっていったことが分かります。




戦時下のグリコ




戦前、東京上野にあったという、グリコの自動販売機がかっこよかったです。
当時グリコは10銭だったらしいですが、自販機で買うと2割引の8銭で買えたとのこと。
更に、お金を入れてから商品が出てくるまで、前面の画面でチャンバラ映画が上映されます。
数個続けて買うと、チャンバラ映画を全篇観ることができる、という寸法。








グリコピアは、工場見学というよりも、子供向けの娯楽&教育施設という面が大きく、小さなお友達向けのいろいろなアトラクションがあります。
(最後は、カカオ王子とミルク王女が伝説のお菓子を探す映画を見せられます……)
こちらはオルゴールのような仕掛けとともにお菓子を作る行程を教えてくれるアイスクリームハウス。
子供向けなんですが、このネオンと甘いピンク色が80年代メルヘンを呼び起こし、懐かしい……。





勿論大人向け展示もあります。
チョコレートの歴史コーナーでは、カカオが昔は通貨であったこと等々知りました。当初カカオは、豆部分でなくその周囲の実部分が食べられていたが、偶然の火事によってカカオの豆のよい香りが知られるようになった、とのことでした。

カカオの神様、ケツァルコアトル




昔のヨーロッパのチョコレート型





しかしやはり、一番楽しいのは工場見学でした。(ここは写真撮影不可なので写真なし)
うどんのように延べられて切られてゆくポッキー軸。焼け上がったポッキー軸を選り分けてまとめるのは熟練の手作業らしいです。溶かされてパイプ内を流れるチョコレート(そのパイプ内に入りたい〜)。各パイプは各お味のタンクに続いており、いちご味タンク、グレープ味タンク、バナナ味タンク………まるで夢の工場のようや!と思ひました。
それにしても、こんなにひっきりなしに見学客が来たのでは、工場勤務の人はなかなか息抜きが出来ないなあ。。

われわれの見学したのはちょうど、新発売だというチョコレートポッキーが作られているところでしたので、工場見学が終わったときには既にチョコレート欲でいっぱいになっており、最後にいろんなポッキー試食コーナーみたいのがあるといいなあわくわく……と期待していたのですがあったのは小さめのグリコ売店のみ。休憩室で17アイスのチョコ味のんを買うて食べました。

休憩室には、歴代グリコのおまけがずらーりと展示されていて壮観! ちょっとだけ記憶にあるものもありましたよ。



やっぱり80年代メルヘンカラーリングが好き。




これは少し記憶にある。




ひよこさんシリーズはなんかかわいい。






ちょっと昔のもの。70年代くらいか?




こちらは60年代くらい?動物さん。






お土産には、グリコピア限定プリッツをいただきました!(お味はふつうのサラダ味です)