昼のラヴホテル街(4)

岡崎篇: http://yaplog.jp/maternise/archive/146
天王寺篇: http://yaplog.jp/maternise/archive/203
京都南IC篇: http://yaplog.jp/maternise/archive/213


しばらくホテル街めぐりをする機会もなく、生のエネルギーを奪われておったのですが、所用ありて西のほうへ出向いたついでに、沓掛ICでホテル街浴(注:ホテル街の空気を浴すること、森林浴みたいなもん)をしてまいりましたので、元気になりました。
東山から9号線をまっすぐ西へ西へチャリで走り続けました。西大路の先にも西はあるのである。
(ママチャリにとっては)難所・芋峠を越え、西の山へさしかかるところが沓掛。

周辺は筍の産地で、このあたりのクロネコヤマトの看板にはどれもたけのこマークが描かれているのが面白いです。
そんな中、山の麓にたけのこのごとくにょっきりと、ホテル群が突然現れるのです。








イルカちゃんが違和感を放っていますね。
イルカちゃんの前は畑。畑の間の細い道を、腰の曲がったおばあさんが二人、手を取り合って歩いておられました。




突然のトロピカル。山の中、空を指して聳え立つやしの木。




小川に突き出すワンランク上の癒し空間。




アップルさん。うっすら白い扇形は、旧看板跡でしょうか。リニューアルしたのかな?






このエリアのホテルはなぜか、手作りっぽさを漂わせているホテルが多いです。
たとえば「ホテル洛西」の入口。ワープロを駆使して印刷されたような飾り文字。
一人でも泊まれるようです。




手書き!? そして安い。




なぜかいも。ホテルアップルなのにいも。しかも美味しくなさそうな写真。




昼のホテル街名物、悲しき電飾。夜にはきらきら光るのでしょう。無駄にクリスマス感を放っています。




アップルのゲート横にもクリスマスツリー状のものがありました。




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このあたりはまだ縦貫道の工事中です。開発されたばっかりの道もあり。




心なしか、気温もひんやり。近くには霊園もあり。しばしば見られるエロスとタナトスのコンボです。




たけのこ看板のほかに、京都の郊外名物「ゆとり」も多数見られます。