犬を川へ浸けにいく III 〜ついに自主浸かり!の巻

水出しコーヒーが人気のようですが、そんなことより水浸けまめ子だ!
まめ浸け記 1
まめ浸け記 2
というわけで、このところ、まめ子を集中的に水に浸けているわれわれ。
いつもは鴨川ですが、この間は大津へ行ってみました。


たまに行く、山のふもとの公園なのですが、ちょっと市街地を離れるだけで気候が違いますね。
京都市内では枯れてしまっているあじさいが、まだたくさん咲いてました。
わたしはあじさい好きなのですが、今年はあまりあじさいを見ぬうちに終わってしまっていたのでこれはうれしい。



橋の上のまめ子。橋の下にはあじさい。
これからこの下を流れる川に突入することを、彼女は知らない…。






そして川へ。
なんと、まめ子、われわれが浸けるより先に、みずから水に入っていった!
こんなことは初めてです。よほど暑かったのでしょうか。
水が浅く、澄んでいたのもよかったのかもしれません。
最初はおっかなびっくりながら、水の中をうろうろ…。


↓しっぽがあがっているのは、水に濡らさないためのようです。かわいい。




(珍しく)笑顔! お水がきもちいいのかな〜。





滝の上で誇らしげなまめ子。





光を浴びて神々しいまめ子。





その後まめ子はなんと、ずんずん上流へ遡っていきます。
まめ子が率先して川を歩くなんて…。こんなまめ子、初めて。なんと犬らしい姿!

ずんずん





しばらく行くと、大きな橋の下にさしかかりました。
橋の下は真っ暗で、少し洞窟のようになっています。
いつものまめ子ならびびるはずですが、やはりずんずんとその洞窟の中へ。今日のまめ子はなんと勇敢なのでしょう!
洞窟の左右の壁面にはどうやらナメ(クジ)っぽいものが付着していてとてもいやーな気分でいっぱいだったのですが、まめ子様が進むというなら従いてゆかぬわけにはいきません。
まめ子様に牽かれて、洞窟を抜けました。
まめ子はそれでもときどき不安げにこちらを振り返って見上げるのがかわいいです。
そして洞窟を抜けた先は………

滝!!






滝… けっこう高いし水流も激しい。まめ子にはのぼれそうにありません。
ということは、これ以上先には進めない。どうしよう……。
と思った途端、同じことを考えたらしきまめ子が突然パニックに!
「ふうーん! ふうーん!」 と困った声を発しながら、ぴよんぴよん暴れだし、跳ねまわるまめ子。
こうなるともう手をつけられません。
まめ子はもの凄い勢いでもときた道を下ってゆきます。
リードを握るわたしはまめ子に振り回され、川の中ですべり転びそうになりながら必死で足をふんばるだけの物体。だって転んだら左右にはナメクジが!

洞窟を抜けたところで狂ったように川から駆け上がり、やっとまめ子はまめ心地を取り戻したのでした。