子どもの頃こわかった類の看板

豊中市、阪急沿線で見つけた看板です。いつのものか分かりませんが古そうです。

子どもの頃、こういう看板が怖かったのを思い出しました。

 

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私は幼少の頃、とにかく怖いものが多い子供でして、お風呂のタイルが怖い天井の木目が怖い近所の家の硝子に映った魔法瓶の影が怖い絵本の絵が怖い(怖い絵がある絵本は親に高いところに隠してもらってました)寺の扁額の文字が怖い(人の顔に見えた)といっては大人を困らせていたのですが、外でもあちこちに「怖い看板やポスター」があり、そうすると大人に手を引かせて目を瞑って歩いたりその道を迂回したりしていました。

特に怖かったのはバス停にあった「覚せい剤やめますか、それとも人間やめますか」のポスターでした。スイミングスクールに行くためにバスに乗らねばならないが、バス停でこのポスターを見るのが恐怖で、いつも祖母についてこさせ目隠ししてもらってました。今はこのフレーズは、依存症治療に逆効果であるとして批判されたりしていますね。

とまれ、現在私が看板やポスターの存在がやたら気になるのは、こうした幼少期の記憶のゆえかもしれません。