まめ子13周年/外寝の思い出

今日、9/21はまめ子が我が家にやってきた日から13年目でした。
昨今、両親がついにスマホを持ち始めたので、家族のLINEグループを作りました。普段はたいしてやりとりもしていないのですが、まめ子記念日ということで少し盛り上がりをみせました。
わたくしが、スティーヴン★スピルハンバーグさんの 犬かわいいスタンプ を貼ると、父がフツーに
「特にまめはかわいかった」
と返してくるなど、犬逝きてなお飼い主バカ止まず、という感じです。


今日は、「13年前の今頃、町内でざわざわする声が聞こえてきたのだよなあ」「それは迷い犬をみんなが囲んでいた声だったのだよなあ」「もうすぐ、まめ子と初対面を果たした時間であるなあ」 「なんだこの情けない顔の犬は、って思ったんだよなあ」 などなどと考えて過ごしていたらば、当時の出会いが追体験されるかのような気分になりました。


***

ところでまめ子がいなくなってからしなくなったこととして、「外で長時間ぼんやり」があります。
まめ子は散歩中に転がり始める犬でした。(ただし私が散歩担当のときのみ。他の家族だとやらない。)
転がりが始まると、促してもなかなか起き上がらず、何か(他の犬が通りがかる・うまそうなものを提示される、など)なければ半永久的に転がり続けるので、連れているこちらはその間、転がるまめ子や周囲の風景を眺めながらぼんやりするしかなく、気候のよいときなどは隣に座ったり一緒に転がったりしたものでした。そうするとまめ子も、そのままお外で寝てしまったりするのでした。


今日はそんな、まめ子の「外寝」写真を特集してみます。



外寝の基本形。歩いている最中におもむろに座り込み、そこからこのスタイルになります。


そのままこてん。


いい塩梅になっている様子。




まめ子を連れてしばしば、琵琶湖岸へ行きました。
これは一緒に外寝したときの写真。


次第に草に埋まっていく様子がお分かりでしょうか。




私がダウンコートを着ていることから季節は冬。季節に関係なく、転がりは始まるのでした。


腹を撫でられ、さらに転がる様子。




これも琵琶湖岸を散歩した際ですが、五月の緑のふかふかに埋もれて眠る様子が犬の精のようで、外寝史上最高の一枚といえましょう。
あまりに気持ちよさそうに眠っていたので、母が 「このまま目を覚まさなくてもそのままにしといてやろうな」 と言ったほどでした。



この、「心配ごとは何もない」(※RCサクセション)安らかな寝顔をご覧ください。
元野良だったまめ子にとっては、ストリート全体、お外全体が寝床であり、故郷であったのかもしれません。