ホーチミンの街角写真いろいろ

今回の旅行、最初はホーチミンに着き、街をぐるぐると歩きました。
ホーチミンの街は、植民地時代の名残か西洋風の部分とアジア的な部分が混在していました。
そしていろんなものがカラフルで、カラフル好きの私は歩いてるだけで楽しかったです。

驚かされたのはバイクの量。鉄道があまり発達していないのか、人々の移動手段はほとんどバイク。道路を大量のバイクが途切れることなく走っていて、横断歩道も横断することができません。連れがいたのでよかったものの、鈍臭い私ひとりであれば、一生道路を横断することができなかったと思われます(ほんまに一切止まってくれない)。
しかし、止まってはくれないのですが、こちらが「渡りますよ!!」という強い意志を見せると、速度をゆるめてくれるので、或る意味人間的な信頼で成り立っている交通事情なのだなあと思いました。
現地のガイドさんによると、しょっちゅう接触事故も起こっているが警察を通すと面倒なので、その場で話し合ってお金を払うことが多いのだとか。
常に「キキーーーッ」「ブーブーブーブーーーー」という音がしているのは、どこかでこの光景覚えがあるぞ、と思ったらば、観光シーズンの京都四条通りですな。

バイクには、でかい荷物を曲芸のようにのっけて走ってる人もいました。荷物のせバイク写真集も出ているらしいのでちょっとほしいなあ。





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街でいろいろ写真を撮ったので、upします。


ベトナムに着いてかなり初期に撮った写真の一枚がこれ。


わざわざ外国で撮る写真なのかという気はしますが、「うをを、ここにもBNEが! 世界はひとつや!!」 と異様に興奮して撮りました。
BNEで感じるイッツアスモールワールド。




ホーチミンの消火栓はこのカラーリング。
みんな、子供がかぶる黄色いお帽子をかぶっているようで、可愛いです。


ラスタコアラ。



そんなつもりはなかったんだろうけどペンキが流れてホラーっぽくなったクマ。
このクマは、町中で見かけました。




半眼のクマたち。ファミリーかな? 一匹だけ眉毛がいますね。
自分の目と共通するものを感じたので、一緒に写真を撮りました。
ちなみにこの日の私のコーディネ―ト: 黒いちごシャツに黒いちご鞄を重ねる にもご注目ください。このシャツは20年前に今は亡き新京極のナガサキヤ(だっけ? MOVIXの前にあったとこ)で買ったものです。



3つ並んだ色とりどりの手押し車がなんだかかわゆくて撮りました。



サイゴン川に架かる橋にて。誰かのメッセージ。



誰かの似顔絵。
この橋は、パリの橋を思わせました。



橋に落ちていた?置かれていた? カラフルな玩具。雨に濡れていました。




ホーチミンのガイドさんに聴いて、一番印象的だった話は、「住民はホー・チ・ミンの名をつけられたのを気に入っていなくて、今でも『サイゴン』と呼ぶ」 という話です。ホー・チ・ミンは国の英雄かと思っていましたが、そんなものなのだなあ。われわれが未だに「清水五条」でなくて「五条駅」、「祇園四条」でなくて「四条駅」、「長岡京」でなく「神足」、「4共」でなく「A号館」と呼ぶようなもんやな、と納得していると、「ちょっと違う」と言われました。