雪の犬、溶ける犬


先日、日本列島各地で雪が積もった日、SNSには全国の犬飼いさんたちが雪の犬写真をupしていました。
togetterにまとめられているのを見たのですが、これだけで幸せです。↓


雪が積もってはしゃぐイッヌ、戸惑うイッヌ、パニクるイッヌ、諦めるイッヌ
https://togetter.com/li/1193115



ああ、イッヌがいると、寒い雪の日でもそれだけで楽しかったよねえ、と羨ましい気持ちでもあります。
まめ子と過ごした冬を思い出しました。寒い日でも毎日お散歩しなければならないのは大変でしたが、雪の日のお散歩はまめ子も少しいつもと様子が違って、心浮き立つものでした。

京都は、雪の積もる日は、近年は年に二、三度あるかないかですので、雪の日の思い出はそう多くはないですが、探すといくつか写真が出てきました。


白銀の道を悠々と(?)往くまめ子。
これは晩年の冬です。あまり似合わないピンクのレインコートを着せていました。



まめ子にとって雪は食べ物だったようです。
犬って、雨や雪をどう認識してるんでしょうね。



これはいつかの大晦日。雪うさぎさんを作ってプレゼントしたのでした。(これもこのあと食うた。)



この写真、犬を飼っている人は雪の日に必ず撮りますよね。
雪の中の足跡スタンプが可愛いのです。



雪まめ子のベストショットはこれ!でしょう。2014年の2月14日。
私自身も嬉しいことがあった日(※精密検査でなんともなかった)で、ウキウキしながらのお散歩。まめ子も、珍しくこんもりと積もった雪の中をざっくざっくと軽快に走ったのですが、この写真だけ見るととてもそうは見えません。
見た人全員に 「犬、雪、嫌いなん?」「迷惑そうな顔」 と言われる、まめ子という犬の魅力を如実に表した一枚といえましょう。




実際まめ子は犬らしく雪道を走ったりもしていたのですが(雪の感触が犬にとっては面白いのでしょうか?)、やはりまめ子は、喜び庭駆けまわるよりも――我が家に庭なんてないのだが――あたたかい室内で溶けたようになっている姿のほうが似合う犬でした。
以下は溶け写真です。


犬と思えないこの姿。
先輩から譲り受けたこのソファは、数年にわたってまめ子のお気に入りになっており、寒くなり始めるとこの上で毛布にくるまれぬくぬくしていました。(その後ソファはまめ子が使い潰して廃棄)



人間と同じ刺さり方でこたつにずっぽり刺さるまめ子。
時には頭までこっぽり刺さっており、「まめ子?どこ??」 となったものでした。(匍匐前進でこたつから現れたこともあり。)




こたつに刺さりすぎてなんだか分からない毛物体になっている姿。