ひつじの可愛さを思い知ったよの巻
以前から気になっていた、千早赤阪村(大阪府唯一の村)のワールド牧場へ行ってみました。 最近動物と触れ合いたい欲が高まっていたので嬉しいす。
中でもこの日特筆すべきことは、「羊の可愛さを知った」ということです。
入るとまず、広大なヤギ・ひつじ牧場が広がっており、ひつじたちが日陰に集まってまるまっていたのですが、その中からぽてぽてとこちらに向かって駆けだしてきた、ひときわ元気な子が!
ぽてぽて
ぽてぽて
この子が、この日一番のスター(※われわれにとって)、ハナちゃんです。柵からお顔を出して食べ物をねだるハナちゃん。ふわふわです。ちょっと犬っぽい。
見ると、日陰ごとに羊が点々とまるまっていました。なんだか不思議な光景。羊ってこんな餅っぽい生き物なんだ……。
ここでも物陰ごとにまるいやつが点在している様子は、まるでコキア(スーモ)の群棲のようです。
羊は、これまでももちろん憎からず思ってはきたのですが、自分の中では「ヤギの次点」という感じだったのですよね(行きつけの京都市動物園ふれあいコーナーではヤギがメインであることによると思われる)。しかしこの日、ひつじの気ままで可愛い行動や、多様な姿態や、個体差(もふもふ具合がそれぞれ違う!比較的つるんとしたやつも目まで覆われたやつも違う!)を目にしたことにより、こんなにも魅惑的な生き物であったのか!と目を開かれた思いでありました。
こよさん(サーモンさん)が羊推しされている理由がよく分かりました。(なお、こよさんの羊ブログは、商品リンクにtmgeの『High Time』があるのが良い。地味な羊つながり。)
牧場をひとめぐりした後、もう一度ハナちゃんに会いに行きました。(「ハナちゃんどこですか?」と訊くとスタッフさんが「あのふわふわの子ですか?」と言っており、その表現も可愛かった……)
昼下がりのハナちゃんは、日陰で丸くなっていました。
こ、香箱座りーー!(動物の座り方の中でも最も可愛い座り方!!)
羊ってこんなまるっとするのか……という、なんともふしぎなフォルムです。
丸いまま物言いただけにこちらに顔をのばすハナちゃん。
にんじんをかぷり、とするものの、昼下がりは既に腹がくちていたようで、少しかじったきりぷいっとしてしまいました。
なんと気まま!かと思いきや、立ち去ろうとした私の足もとにいつしかふわ…っとぴったり寄り添っていた! か、可愛い……!
その、ふわ……としたものが足に当たる感触や、寄り添いながらもそっぽ見てる様子、ふてぶてしくも可憐な伏目の表情など、少しまめ子を思い出してしまいました。
羊ってこんなに犬っぽい動物であったのだなア!というのが今回最大の感想です。
ハナちゃんとお友達
思い思いの姿態でくつろぐものたち
重なり合う羊たち
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羊の他にも牧場にはいろんな動物がいました。
(ふれあいのたびにいちいちけっこうなオプション料をとられるのはアレではありますが、これだけたくさんいる動物の餌になると思えば仕方ありません。)
一見ただのヤギ……に見えますが、実は羊とヤギのハイブリッドだそう(父が羊、母がヤギ)。
交配することはあっても出産に至ることは稀で、国内初の報告例であるそうです。
なんかすごいところにいるヤギ。千早赤阪村を背景に。
小動物コーナーにいたお腹ちゃん
犬ちゃんもいました。ホワイトシェパードさん、暑そうでした。ややまめ子似のお顔。
馬のチェリーさん。この方は本当に美人でした。
広場にいた子カピバラ2頭。ミストを浴びてきらきらしていました。ツボを押そうとする私。
そして! 実は人生で初めて、牛さんのお乳様をおしぼり申し上げるという体験をしました!(500円で乳しぼり券を購入します。なんかシュール…)
今牛さんのおっぱいを触っているのだ……と思うと緊張で手が震えました。(普段はおっぱいおさわり禁止)
こちらは豚さんのおっぱい。
豚は、お腹を撫でてたら、われわれのあげたせんべいのせいで、もう一頭の豚とどつきあいを始め、ちょう怖かったです。