グーグル翻訳アプリ大暴れ





ご多分に漏れず、大ブームのグーグル翻訳アプリを入れ、日々せっせと翻訳している今日この頃です。
といってもひょっとして大ブームであるのは私の周囲だけかもしれないので説明しておくと、グーグル翻訳アプリにはリアルタイム翻訳という機能が搭載されていて、スマホのカメラを任意の言語の文字列に向けると、それを選んだ言語に映像上で翻訳してくれるのです。
いろんな言語をいろんな言語に翻訳できるのですが、英語→日本語でやってみた例をご紹介。


小じゃれたワインも血小板に早変わり。



「カレーは飲み物です」



音楽と生活の全否定



「精度が悪い」という文句もあるようですがそれゆえにいい味を出しています。
BOOK OFF は BOOB OFF ととらえてしまう模様。これはBOOK OFFよりも断然魅力ありますねえ。「ブッククズ」というなかなか挑発的な店名に訳したヴァージョンもありました。






熟考スイッチ。



日本語も英語とみなして日本語に翻訳してしまうことがあり、これは「Dのりば」が「疑い」になってしまった例。バスは「リラ」になっています。





更には、何もないところに文字を見出し勝手に翻訳し始める始末! これは悪夢のようで怖い! 意味という病か!
「文字が顔に見える」というパレイドリア的現象は幼いころにありましたが、「何かが文字に見える」のは何で呼ぶんだろう?



たとえばこの上品そうな和菓子の写真……



上品そうな和菓子に見いだされる自我!



これは怖い! 郵便ポストに浮きあがる憎しみの言葉!



パソコンを使い始めたとき、「文字化け」みたいな、不気味な文字が現出する現象がこわおもしろいなアと思っていたのですが、これはちょっとそのときの感覚に似ている感じがします。
一日このアプリで遊んだらば、アプリを通さなくても世界の見え方が変わってしまっていて、頭の中でいろんな文字を奇怪に翻訳してしまっていたり、何もないところに文字が浮いてる気がしたり。これは私にとっては、VRとかポケモンGOとか以上の威力がある感じです。