東京のパイロンたち
※タイトルは深沢七郎「東京のプリンスたち」へのオマージュであります…
さて、旅に行ったならパイロンを撮らねばなりません。
東京に行くたび驚くのは、駅ごとにいちいち栄えているということです。 (これをわれわれは「駅ごとに四条がある」と表現しています。京都には、四条は四条にしかない。)
東京の中にいろんな街があって、いちいちそれぞれのカラーがあるのが、面白いですね。
今回もいろんな街を案内してもらったので、それぞれの街のパイロンを採取してまいりました。
■ 下北パイロン
まずは下北サブカルチャーの中心地、スズナリのパイロン!
サブカル少年少女の聖地!
階段下にひっそり。いい感じです。が、パイロンは別に鈴成っていませんでした。
こちらがスズナリ。
ちなみにスズナリで上映されたときの 『少女椿』 のサントラ(?)をもっています。
■ 新宿パイロン
新宿駅東口近く。
整然としてはいるがどこまで続くのやら夥しいパイロンの群れ……まさに都会のパイロンです!
■ 上野パイロン
こ……これは初めて見た!!
燭台型パイロン!!
かなりレアです。
ココで紹介したラブホのパイロン。
ホテルのネーム入りでいいですね。
■ 浅草パイロン
そして、浅草!
東京は何度も行っているのですが、浅草を訪れるのは実は初めてでした。
駅を降りてフロイト-アブラハム三点セット(口唇期・肛門期・男根期、ただし順不同)に出迎えられ、有名な仲見世から浅草寺にお参り、そして下町をぷらぷらと散策したのですが、浅草は観光地でありながら、「ふつうにおもろい街」でもありました!
商店街には天然おもしろ貼り紙などおもろいものがいろいろとありましたが、それらを象徴するようなパイロン。
なぜ網をかぶっているのか。
場外馬券売り場付近は、関西なら新世界やアマを思わせる雰囲気。
そんな中、パイロンだけがぴしっとしたフォーメーションを取っている、良い風景。
そして花やしき!
花やしきはレトロさを上手く生かしたかわいい遊園地でした。
時速40kmコースターにおじいちゃんの群れが乗っており、「集団就職で上京し、今でも当時の仲間たちとときどき浅草で同窓会をしているんだなぁ…」 という妄想で盛り上がりました。
なお、われわれも40kmコースターに乗りましたが、思いの外、こわかったです。。
あと、なぜか 「コスプレヘブン」 なる催しが行なわれておりました。