五月に鳥羽の水環境保全センターで藤棚を観た際に、六月には横大路の「さすてな京都」で紫陽花を見られるということを知りまして、私は紫陽花が好きなので行ってみたく思っていたところ、ちょうど京都で晴れの日に時間が空いたので行くことができました! チャリで行ったのでめっちゃ日焼けしてしまいましたが!
「さすてな京都」は京都市南部クリーンセンターの環境学習施設。単に「サステナブル」から来ているのだと思いきや、最先端の「さ」・すばらしいの「す」・展望台の「て」・南部クリーンセンターの「な」の頭文字である、という若干無理やりな説明あり。2019年に開館したそうですが、ゴミ処理場には子供の頃に見学に来たのを覚えています。それ以来です!
淀工業団地。例のガスタンクの前を通ってしばらくうねうね。
着いたー! きれいな施設。団体さんらしきバスも来てました。
入口近くにある「草津湊残念石」。
一階で施設の解説を受けてマップをもらいます。紫陽花見物に見に来た人も、いったん施設内を経由するようになっています。工場見学もしたかったので有難い。
受付に可愛い手作り紫陽花がありました。
まずは学習コーナーで京都のゴミ状況について勉強。
チャリを漕いで発電するやつがありました。家にも欲しい! がんばって漕ぐと五山の送り火がひとつずつ点灯してゆくのがすごくよかったです。
持ち込まれた大型ごみたち。IKEAの倉庫みたい。
工場見学の目玉である巨大クレーン。写真で巨大さが伝わるでしょうか。京都市指定の黄色いゴミ袋がみっしり。「ゴミがゴミのようだ!」
掴まれたゴミの中から、何かきらきら光るものが舞っていて、ゴミなのにそれがすごく綺麗に見えました。
先日の水環境保全センターでもそうでしたが、日頃お世話になっているインフラについてまったく無知なのはなんか不安でもあり申し訳なくもあるので、日々のゴミの行方の一端をこうして見ることができるのは有難い。
いったん外に出て展望台へ。山と宇治川がよく見えます。川の手前一帯がかつて「横大路沼」、画面右上側一帯が巨椋池だったらしい。
収集車の通路?を横断して川へ。
わーーーい!! 川沿いに色とりどりの紫陽花が咲いていました。
紫陽花は雨の日や曇りの日に見ても風情あって綺麗ですが、青い空に映えるのもやはりよいなあ。この日は、ガチカメラを持ったガチ撮影っぽい人が多く、スマホカメラで撮っている私のような者はむしろ少数派でした。
咲いている範囲はそう広くはなく、散策にちょうどいい感じ。しばし写真を撮りながら川沿いをぷらぷら。本当に色とりどり。
白い子たちは堂々と大きく、縁がピンクの子は小さく可憐。
蜘蛛の巣の雫。この日は未明まで雨だったのでした。
隠れるように身を寄せ合って咲く白とピンクが可愛い。
川沿いの道はずっと奥へ続いていました。横大路公園へ流れているのかな。
パイロンの向こうにねこちゃんがいました!
撫でたい……しかしパイロンを越えてまで撫でにゆくのは憚られる……という絶妙な位置。パイロンの役割を熟知して人間に邪魔されない場所でくつろいでいるねこちゃんよ……。
ひと房(っていう言い方でええんかな)だけ、巨大なやつがありました。
青空の下の色とりどりを愉しんで、再び館内を通って出口へ。建物の前にはビオトープも作られていて、トンボがいました。
京都市の環境施設+植物、といえば蹴上浄水場のつつじが自分内定番でしたが、今年はずっと見たかった鳥羽の藤と、新たに知った横大路の紫陽花も見ることができ、施設見学もできて良かったことであります。
ちなみに蹴上浄水場の思い出は以前に別ブログに書いたことがあります。つつじの写真は無いですがよければこちらも。