きれいなところを見つけたよの巻




植物には詳しくないのですが、私は(パイロンや犬糞看板だけでなく)季節のお花を見るのも好きです。
春〜初夏は少し外を歩くだけで、民家の前や公園にいろんなお花が咲いているのを見られるので、気分も浮き立ちますな。

大阪、城北公園というところに、菖蒲園があると聞いて行ってみました。淀川沿いの、旧河川敷を利用して作られたという公園です。
そんなに大きな公園ではないので、期待せずに行ったのでしたが、思いのほか見事な菖蒲園でした!



公園の真ん中には淀川を渡る橋がかかっています。橋の下には菖蒲の模様。



菖蒲園入口。こんなにいろんな種類の菖蒲があるとは知らず、わくわく。



品種マップです。
名前と姿がまったく一致しませんが、こういうのは見ているだけで楽しいすね。




200円入って中に入ります。
公園の外は大道路ですが、極楽のような別世界が広がっていてわわー! 一面にお花。



紫と白の接するところ。
写真では分かりにくいですが、白の中にも、中心部や花びらの先に、かすかな紫色が入っているのが美しかったです。



紫のようなブルーのような爽やかな色の子。


紫と黄色。自然の配色ってすごい。


こちらは黄色。
菖蒲といえば紫、と思っておりましたが、こんなに色とりどりのいろんな品種があるんですな〜。



ピンクの縁取りの変わったデザイン。「長生殿」という品種名もイイ!



池の水面に、お花の色とりどりが映ってきれいでした。私は「水面に何かが映っている風景」が好きなのです。
またこんなふうに、植物の中にちょっとした東屋(これは売店)があるのも好きだなあ。昔から人はこうして飲み食いしながらきれいなもんを見ていたのかなア、と思います。




紫陽花も咲き始めていました。まだまばらな咲き方も可愛いですのう。
お花の中では紫陽花って一番好きです。
紫陽花と菖蒲の競演、6月って感じです。






花たちを経て向こう側に見えるのは淀川を渡ってゆく道路です。




いずれアヤメかカキツバタ。この3種、未だにどれがどれだか混乱するのでありますが、こんな学習コーナーがあって助かりました。



まだ巻いている子。



池にはカモちゃんの雛がいて、めちゃ可愛かったです。
スマホカメラではきれいに撮れなくて残念。お花の根元でパチャパチャしてました。親ガモはお花の中に。



優しいピンク。こんなお色の菖蒲もあるんですね。





一面に紫と黄色。



都会の中にこんな美しいスポットがあると知って喜びです。
この日は、カメラを抱えた人たちに加え団体さんも多く、高齢者施設や障害者施設からレクリエーションで来てはりました。
車椅子に乗ったおばあさんたちが池の前に並び、スタッフさんたちがカメラを構えて、「お花の前でお写真を撮りましょう、10歳は若く撮れますよ!」 と言うと、おばあさんらも
「ほなハタチくらいに写るな!」
と返しており、さすが大阪、と思いました。