東京と京都の紫陽花おさんぽ

7月に入り、紫陽花の季節も終わりつつありますが――というか今年は暑すぎて6月上旬から既に7月の気分でいたので7月が2回来たかのようですが――、今年はあちこちで紫陽花を見ることができて嬉しかったので、写真をupします。

先日は、梅宮大社と天龍寺で見た紫陽花の写真を載せましたが、今日は、あちこちで、また、なんてことないそのへんで見つけた紫陽花たちの写真です。

 

 

  • 東京

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東京では、上野に行きました。西洋美術館に行った後、不忍池まで歩きました。

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そういえば過去にも6月に不忍池に来たことがあり、そのときは黄昏時だったせいか曇天だったせいか、どこまでも広がる沼の中に灯のように浮かぶパステルカラーが幻想的であった光景を記憶していたのですが、今回は晴天の昼で健康的な紫陽花でした。

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池の向こうに聳えるビル、都会はふしぎです。f:id:kamemochi:20220702002425j:image

 

 

西洋美術館では、コルビジェ展を観たのでした。

常設展の中の小さな企画だったので、あねに教えられなければ知らなかったと思いますが、ちょうどタイミング良く観られてよかったです!

コルビジェの絵画作品を展示するというもので、彼の考える有機的な「かたち」がよう分かる展示になっていました。長椅子の絵が気に入りました。西洋美術館の開館を待つ間は、寛永寺のあたりをお散歩しました。

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またこの日は、池袋から巣鴨まで歩きました(歩くの好き過ぎ)。芥川龍之介の墓を参りました。iphoneのマップはわけのわからん路地のような道ばかり示してくるので、住宅街をうねうねと通りどこを歩いているのがさっぱり分かりませんでしたが、東京はこういう普通の住宅街を歩いていても、街の区画の仕方や意外に豊かな緑の使われ方が京都とも大阪ともまた違って、「ああ東京だなあ」という感じがして、また何か懐かしい気分になるのです。お分かりいただけますやろか?

 

 

芥川のお墓のあるお寺の塀に顎を載せていた紫陽花。
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どこかの路地の角に咲いていた、可愛らしい色の子。f:id:kamemochi:20220702002419j:image


巣鴨駅近く。
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  • 京都

 

今年は紫陽花の京都をたくさん歩けてよかったです。

おなじみ、よしおのいる風景、かにかくに碑近く。

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渡月橋

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神社の石柱の隙間から覗く紫陽花。

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紫陽花は、名所に観に行くのも好きですが、こんなふうにふつうの街角で不意に出遭うのが美しいな~といつも思います。

 

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