鳥羽の水環境保全センターの藤棚公開に行くことができたよの巻

京都市では「蹴上のつつじ」に並んで二大水道局系お花イベントである鳥羽の藤。例年、観てみたいな~と思いつつちょうど忙しい時期に当たっていたりでなかなか行けず、ここ数年はコロナ禍で中止されてもいたのですが、今年はたまたまタイミングが合って初めて行くことができました!
写真をたくさん撮ったのでupします。


地下鉄竹田駅から直通バスが出ているようですが私は自転車で参りました。暗渠化した「川田川」の上に作られた遊歩道を通って入口へ。


入ったところに早速小さな藤棚。小さいけれど見事。既にここで写真撮影ラッシュが起こっていました。


藤棚公開は、同時に、水環境保全センターや水道局のことを一般に知らせるという啓発イベントにもなっているらしく、通路に展示されたパネルなどを見ながら奥へ。京都市の下水道についてのデータが紹介されていたり琵琶湖疎水コーナーがあったり。ミネラルウォーターでなく水道水を飲用することが勧められており(環境負荷等の点から)なるほどと思いました。


「水道水」がどのように作られ・運ばれ・使われ・きれいにされているのかを説明したパネル……の一部。ゾウ温泉の絵が可愛かったので撮りました。



デザインマンホールのコーナー。

スタッフさんが気さくに話しかけてくれて、マンホールの蓋トークをしました。お忙しいかな?と勝手に気を遣って話を途中で切り上げてしまいましたが、もっとお話ししたらよかった~~。ちなみに京都市の通常のマンホールは「御所車」の絵柄だと知ってましたか?


京都市水道事業110年の歴史を説明したパネルの一部。建仁寺の前に配水管が敷設されているところ。すごい!


水(もちろん水道水)サービスコーナーで水をもらって喉を潤し、奥へ進むと藤棚が広がっていました。約120mの藤棚は全国でも最大級なのだそうです。あたりは藤の爽やかな香りでいっぱいでした。虫が凄かったけど!


この日はずっと曇りだったのですが、藤棚を見ている途中に急に日が差しこみ、そうするとやはり、薄紫が空に映えて綺麗に見えました!

黄色がかった新緑と藤の取り合わせも美しかったです。これは新緑の奥にちらりと見える藤。

林の中には植物の名前を問うなぞなぞパネルもあり、時間が許せばじっくり歩いてお勉強したいところ。


これも藤ですよね。ピンク色でキュート。


藤は或る人の好きな花でもありました。その方は何年か前に亡くなったのですが、こんな見事な藤を見たら喜ばはったかなア、などと思い出しながら見ました。その人の娘さんに写真を送りました。


藤棚の向こうには水槽が広がっています。

デザインマンホールもありました。


ちなみにこの日は私も藤色のブラウス&ピアスでありました。これは家に帰ってから撮った写真(皮膚が汚いのであざらしで隠しております)。


この時期には施設見学も実施されているのですが、残念ながら申込時間に間に合わなかったので、研修施設での展示を見て帰りました。下水道のしくみやそれに関わる仕事が紹介されていてそれだけでも勉強になりました。インフラって日々の生活に関わることでありかなりのおかげを蒙っているというのに、そのしくみやそれにまつわる仕事を何も知らないよ~~ということが時々怖くなるので、こういう機会は有難いなあ。

マンホールの断面です。

子どもの頃は「マンホール」や「側溝」を恐れる子でしたが、分かれば怖くない!!はず!

災害用トイレの実物もありました。うちの街にも増えてほしい~~。



おまけ:

鳥羽まで来たので鳥羽離宮(跡)にも寄りました。


おまけ2:

近くで見かけたなんか好きなやつ。「残余地」的なアレやろか?