そんなわけで、先日、会津へ参りました。
母方のルーツであるところの会津に行きたいなあというのは長年母と言うておりまして、なかなか機会がなかったんですが、ちょうどよい季節に訪れることができてよかったです。実は、東北へ踏み入るのは人生初。京都からだとなかなかの道のりでした。
・東海道新幹線で東京まで約2時間15分
・乗り換え
・東北新幹線で東京から郡山まで約1時間20分
・乗り換え
・郡山から磐越西線で約1時間20分
東京行「のぞみ」が222(にゃんにゃんにゃん)号でわわーい!
新幹線の中では必ず志津屋を食べたくなります。
東北つながり(?)で『遠野物語』を持ってきました。
初の東北新幹線! 「やまびこ」のミントグリーン×ピンクという可愛い車両に、この時点ですっかりはしゃぎまくりました。
東京駅で見つけた神。
郡山駅。改札が新幹線型になっていてまたもわわーい。
磐越西線は各駅でゆっくり。安達太良山、猪苗代湖、という紙の上でしか知らなんだ地名を近くに感じられて感動しました。
車窓は美しい緑。磐梯山が見えました。朝寝朝酒朝湯が大好きで♪ って歌の一節を母が歌ってました。母の撮った磐梯山はどれも華麗にブレていました。
はるばる揺られ、会津若松駅に到着! 駅ビルなどもなく、思ったよりも小さな駅でした(でかい観光都市だと思っていた)。ホームの会津米コーナーでさっそく記念撮影。(母「揃いの靴下なかったんか?」)
ゆるキャラがいっぱいいることが分かりました。
駅を出たところには「あいづっこ宣言」が。これ、街のいたるところにありました。だいぶこれにお金をかけているのでは? 会津藩の「什の掟」を現代風にアレンジしたものらしいですが、自分が会津の子やったら反発していたやろなと思いました。
駅前の謎落書き。なぜ??
無駄にかっこいい地下道。
「白虎通り」。 会津若松駅から、白虎隊自刃の地であることで有名な飯盛山をつなぐ道路です。
ああ~ 会津に来たのだな~ と感慨を覚えましたが、道行く車や人は(当たり前だが)べつにふつうの様子、通りもまあ郊外のよくある道路という感じで、勝手に「えっ、ふつうやん!」という気持ちになりました。というか、会津に限らず歴史ある土地に来るといつも、「えっ、みんなふつうやん! こんな歴史ある街なのに!」と勝手に肩透かしを食った気持ちになるのですが、しかしまさにそれは、京都に住むわれわれも日々思われていることなのでしょうな。別に鳥羽伏見を歩きながら落涙したりしないですしね……。
旅行に来るととりあえずマンホールを撮る習性。母は「おすい」がなんだか分からなかったようで、ずっと「おすい?」「おすい?」とふしぎがっていました。
ホテルのフロントにカピバラがいました。