本ブログでは、「主に不法投棄や万引きなどの悪事を監視するという設定で描かれた眼状の文様」を「まなざしちゃん」と呼んでおりますが、しばしば、「まなざしちゃんだ! あ、いや、これは違う……のか?」という亜まなざしちゃんに出遭うことがあります。
まなざしちゃんウォッチャー(まなざしちゃんをまなざす者たち)を戸惑わせる、そんなまなざしちゃんもどきたちです。
たとえば、こういうの。
一見まなざしちゃんっぽい! 何を監視しているのか? ……と思ったら、眼への紫外線の害の警告でした。むしろまなざしの禁止だったのです。
私が好きだったのはコレ! 大学にあった緊急用シャワー。
実験で薬品等が眼に入ったときに使うものですが(使われているのを目撃したことはありません)、それにしては妙にこの図が呪術的というか。フリーメイソン感というか。
ちなみに緊急用シャワーの全貌はこんな感じでした(しょぼしょぼデジカメを使っていた頃の写真なので画像がぶれぶれです)。
最近よく見るのはなんといっても、SDGsなまなざしちゃんですね。
あるときからあちこちで、例のカラフルな達成目標を見かけるようになりましたが、いつも「おっ、まなざしちゃん!?」と近づくと、気候変動の対策を訴える図像なのですよね。
瞳孔が地球になっているという壮大な子です。気候変動を監視している点では、地球規模のまなざしちゃんといえるのかもしれません。