まめ子12周年
町内を彷徨う謎犬だったまめ子(注:三周年日記参照:http://yaplog.jp/maternise/archive/81)が我が家にやってきたあの日から本日で12年が経ちました。
その現身が現世から失われてからは2年弱が経ち、朝起きてまず犬を触りに行っていた幸福すぎる日々があったことをなんともふしぎに思うこともありますが、犬との日々はいよいよ色鮮やかに、その愉快な思い出は褪せることなくますます愉快に思い出されます。
十年間で、PCのCドライブがパンクするほど写真は撮ったので、思い出の写真をいくつか。
不機嫌な表情で写真を撮られる犬。まめ子のまめ子性がよく分かる一枚です。
「貴方はすぐに写真を撮りたがる あたしはいつも其れを厭がるの」 とか言いたげ。
横ずわりのまま、こんなに面倒くさそうに「お手」をする犬がいるでしょうか。
飼い主とツーショット、なのですが生気の無い犬の呆れ顔がすごい。
こんなに嫌そうに飼い主に抱き寄せられる犬がいるでしょうか。
以上のようにまめ子は、飼い主に構われても特に喜ぶこともなく、飼い主が帰ってきても出迎えもしないクール犬でした。くつろいでいるまめ子の隣に座ると、わざわざスックと立ち上がり、飼い主から最大限離れたところでくつろぎ直すこともありましたっけ……。
そんなまめ子様がわたくしめの膝を枕にしてくださっている貴重な一枚。(狭い車内でここしか頭の置き場がなかったと見える。)
春になる頃。
そっぽ向きつつも丸いお尻を飼い主にぴったりくっつけている図。