シンメトリーなまめ子


シンメトリーな男w って昔流行りましたよね。ぷふふ。

それはどうでもいいとして、さいきんシンメトリーづくりがマイブームです。
べつに写真を左右あるいは上下対称に加工するというだけのしょーもないことであるのだが……。
しかしシンメトリーにすると、何の変哲もない写真が不気味に変容するのが愉快で、なんかいろいろ加工してしまいます。


たとえば、



ロールシャッハ・サラダ。なんかきもい…。




元の写真。






装飾的豆腐。なんかきもい…。




元の写真。







人間の写真でやると更にいい感じです。
自分の顔を撮影したうえで、加工してみました。







顔面に謎の穴がっ!?
そう、シンメトリー加工すると、画面の真ん中あたりに突然見知らぬ異物が現出するのが不気味なのです。
見知らぬ腔や裂け目や肉塊……しかしそれは己の中に潜在していたもののはずであって、よってなんだかこの変形によって、 「本当の私」 が露見せしめられたかのような気持ちになるっ。わー。(分かっていただけますやろか…)
自動書記によって思わぬ言葉がこぼれたときの感慨に似てますかな。



本当の私。





で、思い出したのだが、この不気味さは、セキンタニ氏のコラージュ作品を見たときの不気味さに似ているなあ。思えば、氏の人体変形作品も、シンメトリーの形を使ったものがたくさんありました。
そうか、シンメトリーというのは整然とした美しいものとされているけれど、不気味なもんでもあったのか……と発見。
(だからどうだということもない発見であるが。)

それにしても上の画像、各顔面器官は消えてもそばかすが残っているのがいやだ。



顔面以外のパーツもなかなかいけます。



蟹的なものと、ハートマークが出現。





なんかの実みたい。









その他……

なかなか美しい天井の花。






虫っぽさ。






双頭まめ子。まめ子はどうしてもかわいいです。





加工前: 私とまめ子








加工後: 私は半分に、まめ子は2倍に。





じゃ! みなさんまたね!