これはうちの或る日の飯です。
（いつもながらの）てきとうな飯ですが、最近よく作っているのは、右上の小鉢に入っている小松菜の炊いたやつです。
これは超簡単で、小松菜を切って、おあげとできれば舞茸を入れて、オイスターソースと水を入れて炊くだけです。鉄分がとれるし、炊きたてだとあたたかくて美味いので最近いつも作ってます。小松菜安いし。
これは母に教えてもらったんですが、母は叔母に教えてもらったそうです。叔母は3年前（もう3年前か）に亡くなりました。子どもや配偶者はなく、急に淡々と亡くなった後、形見の整理も一段落して、最近親戚が集まっても彼女の話をすることも減りました。が、こうして我が家のしょぼい食卓の片隅の料理というほどでもないような料理として、叔母のレシピが生きてるんやなとふと思いました。
だからどうということもない話なんですが、「続いていく」って、何か大仰なことではなくてもそんなふうなことなんだな、などと思い。
