激カワ! ピンクのタンディン教会



ホーチミンに行くにあたっては、「街並みと犬が見たい、あと生春巻き」くらいの漠然とした希望しかなかったわたくしですが、タンディン教会は積極的に行ってみたいスポットのひとつでありました。
ちょっと前にSNSで話題になったピンクの教会です。ピンク好きとしてはぜひ見てみたいところ。

場所は、ホーチミン中心地からはやや離れていますが歩ける距離。中央郵便局から徒歩15分程度でしょうか。ちょっとした服屋さんなどが点在する中を歩いていると、建物の中にピンクの塔が! ちょっと日本のラヴホテルっぽい趣ではありますが、近くに寄ると、美しい装飾が施された教会であります。
メロウなピンクに白い装飾。目の覚めるような可愛い姿、まるでお伽のお城のよう。フランス統治時代の古い建物とのことです。(何様式というのでしょうか。ゴシック?)




窓やウロコのような丸屋根、ステンドグラスも美しい。
この日は曇りでしたが、晴れていたらば更に、青い空に映えるのでありましょう。




ピンクの壁にピンクのお花。




入口の柱。中は、この日は見ることができませんでしたが、今でも普通にミサに使われているとのことです。以前は内部もピンク色だったのが、現在は落ち着いた色に塗り替えられているのだそう。







お庭のマリア像とお花。





門を出たところから見た様子。ピンク、白、金の調和が素敵です。そういえば子供の頃、祖母からもらったシャープペンシルがこの配色で、可愛いのに大人っぽくて気に入っていたなあ。




門の外にはお菓子などを売るお店が出ていました。




外壁の剥げたところはこんなふうになっていました。もとは、この煉瓦の色だったのでしょうか。ピンクに塗り直されたのは1970年代らしいです。





道路の向かい側から見た全景。
この写真には写っていませんが、両横には普通に家や商店が並び、向かい側にはタンディン市場が広がっています。町の中に普通にこんなメルヘンな光景があるなんて、どんな感じなのでしょう。




これまた写真には写っていませんが、教会の前にはアニメキャラのコスプレをした人や、いかにもおしゃれ女子な人々が集い、皆ピンクの前でポーズをつけて撮り合ったり自撮りしたりしており、万国のインスタ映え野郎ども大集結といった感じでした。一方、教会の庭では子供たちがラジオ体操のようなことをしており、地元の信仰と憩いのスポットでもあるようでした。(ラジオ体操の音楽に合わせて動いていたら、観光客らしきハイテンションな白人のおばさんに急に歓声を上げて腕を組まれました……なんだったんだ。)

ところで、iphoneのカメラって、ピンク色が上手く写らなくないですか?
以前使っていたiphone6は、まったく違った色味に写ってしまって全然ダメでした。iphone10にしたところいくらか改善され、実際見えているのにだいぶ近い色味に写るようになったので、旅行前にキシュヘンしておいてよかったことだよ。


おまけ。タンディン教会の近くには他にもピンクな建物がありました(何らかのお店)。


こんなのまでピンク。かわいい。