賀状


こんばんわ。
みなさまにおかれましては今年も快進撃ですか。

先日、けんきうしつのこうはいがすすめてくれた、pixiv というサイトに登録してみました。
絵を投稿したり、コメントしたりされたりできるサイトだそうです。
まだ使い方がよくわかりませんが、とりあえず一枚、投稿してみました。
http://www.pixiv.net/member.php?id=1533648
↑ これがわたしのペエヂらしいです。
みなさん上手いというか、本格的なので、浮いているように思います。


  
(↑ こたつらしい。)


さてそんなしんねんなのですが、今年はなんぞばたばたしており、賀状描きができませんでした。もーしわけない。
去年は牛だったのでがんばって描きましたが、今年は寅なのでモチベーションもあがらずでした。
代わりというてはなんですが、12年前の賀状を貼っておきます。





わがやは毎年、わたしの作成した賀状を家族全員が使うのですが、この年は、「露出度が高すぎる」という理由で別ヴァージョンを作らされたのも、よい思い出です。
なお、これは(なつかしの)プリントゴッコ製。
インクを乾燥させるため、大量のコレが床に敷き詰められていた様子は異様でした。






 
上: 床一面の俺。
下: ろくでもないものを両手にはしゃぐ父。


98年1月当時といえばわたしは浪人生。年明けにセンター試験を控えてなお、年賀状にかけるこの情熱はなんだったのでしょう………。
実は年賀状に関するキモイエピソードとかもあるのですが、それはまたの機会に書くとして、驚くべきは、凶大入学が12年も昔なのか!ということです。


12年前からのあまりの進歩のなさに落胆すると同時に、しかし、失われたもの(肌の若さなど)ばかり気になってしてしまうけれど、当時よりはいくらかの「道具」を手にしているのではないか、と思ったりもします。
それにしても、98年が回帰してきたかのような昨今なのです。厄年。暗黒喫茶、フランツ・カフカ、アンチ・オイディプス、キャリア・オポチュニティ、黙示録と反復、スキゾフレニアの少女の手記、蟹工船、新しい機械。生き埋めをめぐる対談。処女膜。相変わらずの文体。噛み切られる第二関節。等々。
だが、まったくまったく右も左もわからなんだ当時と違い、いまはひょっとしたら、方位磁石くらい発掘できるかも的な期待をしておるわけです。発掘した磁石がいかれている可能性も大いにあるわけですが。


そんなわけで、ことよろです。