アクチビア

病気(?)の紹介ばかりで気が退けますが、わたしは口周辺にトラブルを起こすことが多く、ちょっと体調が悪くなると、すぐに口内炎ヘルペスを作ってしまいます。永遠の口唇期なのです。

ヘルペスは、我が家では「あくち」と呼ぶのですが、調べてみたところ「あくち」は、口角炎を含め、口の端に出来るもの全般の総称のようですね。
(ちなみに「あくち」の語源は、鳥の雛の嘴の根元のことだそうです。)
口角炎と口唇ヘルペスは同じものだと思っていたのですが、別物だそうです。口唇ヘルペスは、皮膚の問題ではなくて、三叉神経節に潜んでいるヘルペスウイルスが疲労などによって顕在してくることによるものだそうです。
そういえば、最近は口唇ヘルペスに連動して、顔面の神経に痛みが起こります。


口唇ヘルペスというのはまあいうてもたいした病気ではなく、二週間ほどで自然治癒しますが、しかしその治まるまでの二週間が地味に不快で憂鬱です。
まず、最初、口の端になにやらむずむずする感覚を感じたら、翌日には、その部分が熱を持ち始めます。
あれあれと思っているうちに、水疱が出来始めます。この水疱期が最ウザです。口を開けるたびに鋭い痛みが走ったり、水疱からいやな汁(註:イヤ汁(c:酒井順子)とは別もの)が出たり、全意識が口の端に集中し、
「このヘルペスさえなければ人生は薔薇色なのに……」
云々と呪詛の言葉を吐きます。
数日後にはかさぶたが出来始め、治りそうでなかなか治らない数日間を経たのち、収束してゆきます。


そんな厄介な口唇ヘルペスに、最近やっと市販薬が登場!!
その名も、「アクチビア軟膏」。
早速購入しました。
以前から市販薬開発の噂は耳にして待ちわびておったので、やっと会えたね(c:辻仁成)という感じです。


・アクチビア公式サイト: http://activir.jp/


ぢゃーん



塗るタイミングは、発症の最初期、口の端にむずむず感を感じた頃がよいそうです。
先日、諸々疲れて体調を崩した際、口の端に例のむずむずを感知しました。このむずむず、これはヘルペス発現の予兆っ。
早速アクチビアを塗布してみたところ、なんと、むずむずはそのまま治まり、水疱形成には至らなかったではないですか!
アクチビアはウザい水疱の襲来を水際で止めてくれたのでした。



アクチビアに限らず、ここのところ、あの薬が薬局で買えるといいなア、と思ってきた薬の発売が相次いでうれしいことです。
しかし、ひとつ不満なのは、いずれも値段が足元見てるっぽいことです。
アクチビアも、2g・1115円はちょっとお高いのではございませんか。
値下げを!値下げを!強く望みます。
まめまめ。