丸囲み犬が可愛い犬看板

 


超シンプルな犬禁止看板です。

文字のみのデザイン、少しコレに似てますかね。

 

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超シンプルなんですがしかし、犬好きの皆さん、「犬」という字が丸囲みになってるだけでもはや可愛く感じませんか?

「犬」って字って、犬が笑ってるように見えるよなアと以前から思っているのですが……どうでしょう?

 

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犬の気持ち代弁犬糞貼り紙

長文の犬糞貼り紙です。

イラストは、犬糞界でよく見られるもので(「わんパグ」の無料イラストでしょうか?)特に変哲はないのですが、イラスト中心の構成が主流の犬糞貼り紙界では、これだけの文章量は異色でしょう。

 

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妙に丁寧でちょっと回りくどい最初の一文も印象的ですが、やはり訴えかけてくるのは、犬の気持ちを代弁する五七五でしょう。犬の希望というていで訴えられれば、愛犬家たちは「そうかぁ……」とならざるをえません。実際当の犬がきれいな道を歩きたいかどうかは誰にも不明なわけですが。

鶴(鳥人間)による犬の散歩

これはレアかもしれません。鳥人間(c:友人らによる概念)がお耳くるくる犬を散歩させています。

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この鳥人間は大阪市鶴見区のキャラ、つるりっぷだそうです。鶴とチューリップ(区の花)の融合とのこと。ご当地犬糞貼り紙といえましょう。連れられた犬が無心の表情をしているのが良いですな。

 

ところで、ふと気になったんですが、例のナントカ構想のやつがもし実現してしまえば、今後廃止される区の、こうしたキャラたちはどこへゆくのでしょう。コスモちゃんとしょうぶちゃんとつるりっぷの魔合体、とかいうことが起こるのでしょうか?

 

 

テーマを決めてチェンソの話をする(3)公安退魔2課の中村

チェンソーマン』で私が好きなキャラに、「中村」がいます。別にメインキャラクタでなく、いわゆるモブに近いチョイ役なんですが。正確にいうと中村が好きというより、中村の登場の仕方と中村をめぐる謎の盛り上がりが好き、といいましょうか。(例によって、以下、ネタバレ注意でございます。)

 

 

中村が登場するコマは、作中数えるほどしかないですし、中村には特に際立った役割は何もないんですが(ストーリー上の必要だけを考えるなら何故登場させたかよく分からない(少なくとも今のところ))、読者に強烈な印象を残す、それが中村です。

やたら気合いの入った登場シーン。にもかかわらず、皆に「誰?」とつっこまれ、やっと名乗りの長台詞がもらえたかと思えば他の人物の台詞に遮られる……。それだけのわずか数コマで、「実直で一生懸命だがなんか残念」という中村の人物像が把握される、それが中村です。読者はそれぞれ、「あー、中村みたいなやついるいる」とか「あー、職場での俺だ」とか思い当たることでしょう。これまでの登場人物がこともなげに使役していた狐の悪魔を、めっちゃ気合い入れて使ってるコマもいいですね。中村の一生懸命さが伝わります。ただしかつての解説によると「イケメンしか使えない」狐の頭は使わせてもらえておらず、そんなところにも中村の哀愁を感じます。でも中村当人は何とも思ってなさそう、それが中村です。

 

 

そんな、チョイ役のうえに特にカッコイイ役ではない中村なんですが(たいして活躍しないし)、なぜかキャラクター人気投票でそこそこ上位に食い込んだり(投票サイトの画像セレクトがひどい)、なぜか中村コラが作られたり、という謎の現象も最高です。これはひとえに、チョイ出の脇役までリアルな存在感を放つ、この作品の力によるものなんでしょうなあ。

 

 

 

ところで、『チェンソーマン』の人気についてはしばしば、「人がボコボコ死ぬ残酷で過激なところがサブカル好きにウケてるんやろ」みたいに語られているのを見かけますが、私はちょっと違うと思うんですよね。たしかに人は非情に死ぬんですが、実際に人は非情に死ぬじゃないですか……。その淡々とした非情さが、作品の魅力なのかなと思います。エキセントリックな非情さでなくてね。深沢七郎の「笛吹川」みたいな(ちょっと違うか……)。

 

我らが中村もあっというまに物語から退場してしまいました。つらみ師・さーもんさんが「並みの作家なら中村をもっと生かしておいてギャグに使うと思う」と言っていましたが、チェンソはそんなおいしいキャラも惜しみなく退場させます。この漫画は上手く伏線を張る作品であり、「これがここにつながっていたのかー!」という快感がたびたび訪れる一方で、「これは伏線なのかな、あとで生かされる設定なのかな」と思われたものがぶった切られる作品でもあります。

たとえばスバルさんなんか、京都から鳴り物入りでやってきたのに特に活躍しないままでしたし。また楽しい4課飲み会のシーン、コベニちゃんを可愛がる優しい先輩や、高IQを誇る伏さんなど個性豊かなメンツが登場し、「あー、あとでこの設定が生きてくるんだな~」と思いきや……!! えええ……。でもたしかに現実だってもそうですよね、優しい人も賢い人もそんなこととは関係なくあっさり死んでしまうわけで、伏線などぶった切って続いてゆくのがリアルであるわけで……。チェンソはそれを淡々と描いていて、それは、すぐ死ぬモブにもちゃんと名前と人格と人生がある温かさ、ともいえるし、名前と人格と人生があってもすぐ死ぬモブである非情さ、ともいえるわけです。

 

 

……と書いてはきましたが、先行き予測不能の作品であるので、非情に退場していったキャラクタが何らかの形で甦るとか、伏さんの高IQ設定がラストへの壮大な伏線になっており(伏さんだけに)最後は伏さんが超インテリ作戦で大どんでん返しとか、我らが中村が重大なキーを握っていて皆を救ってくれるとか、そういう可能性は最後まで否定できませんね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

面の皮を分厚くされた喫煙ピクト

街角に貼り紙、路上喫煙を注意するピクト……なんですが、顔を何かで塗り固められています。

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なんだコレ……。ヤニ?

路上喫煙をするピクトへの憎しみ? それとも面の皮厚く路上で吸ってやる!という意思表示?

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ジャンピング乾杯禁止ピクト

ピクトマニアには垂涎ですが清水音泉ファンにはお馴染みと思われる、ジャンピング乾杯禁止ピクトです。

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この日は大阪城野音でジャンピング乾杯の10周年を祝うという謎の主旨のイベントがあり、皆がこのピクトの写真を撮っていました。

参加者は皆、大阪府のコロナ追跡システムとかいうやつに登録させられたんですが、自動返信とはいえ、府から「あなたはジャンピング乾杯10周年記念公演に参加されました」という文字列を含むメールが来るシュールさをどう受け止めていいか分かりません。

 

 

 

交野のオフィーリアパイロン、コロナロン、行者ロン

先日、交野の山歩きをしました。

山を歩いてパイロンに出会うと、(よほど人の立ち入らない山奥に行かないかぎり、)こんな山中でも人の手で管理されてるのだなあと感心させられます。

 

 

山中を流れる小川にて。こういうところにはたいてい、オフィーリアパイロンが浮いています。オフィーリアにしては沈みすぎかな。

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山道を抜けたところには磐舟神社という神社があり、饒速日が乗ってきたという巨岩をご神体にしています。私は巨好きなのでわくわく。

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社務所ではソーシャルディスタンロンに出遭いました。
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神社の近くには、修行場らしき滝があります。ひっそりとした通路を抜けると登山道の下に隠れるようにあって秘境感。
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パイロンもひっそり、修行者の化身でしょうか。

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