GW/ファンさんがまめ子に会いにやってきたの巻


今年のゴールデンウィークは、いろんな人に会えました。
連休だったわけでも、特に遠出をしたわけでもないのですが、こんな充実した黄金週間は初めてかも。
久々に畑の世話もできたし。

週間前半には、愛知から友人が来てくれて、夜までがーるずとーくしました。
主に、ネット自傷サーフィン(ついったーでむかつく学者の発言をチェック・大手小町めぐり・2ちゃんねる生活版めぐり、など)の話と、ミソりの話など。がーるずとーくっていいなあ!
その翌日は、けんきうしつの人の新居に招いていただきました。手作りカレーをご馳走になり、昼から延々とお酒を飲みました。コロンビアのアニスのお酒がおいしかったです(しかし美味しいと言うたんは私だけ……、みんな不味がってた)。
ひさびさにけんきうしつとその周辺のオールドメンバーたちとゆっくり話すことができ、たのしかったです。

けんきうしつメンバーは今は、それぞれ所属はばらばらになってしまったし、もともと一枚岩的な集団でもないのですが、それゆえにか余計に、あああそこは一種ホームであったのかも、と感じた次第。
あのけんきうしつは、世間の主流とは違う価値軸や時間軸で生きてるひとたちがいて、バランスやスピードやクリーンさばかりが尊ばれる日々の中でときどきその空気に触れると、「そうか、こういうところがあったのだった」 とほっとするのだった。すぐに人と疎遠になったり揉めたりする私であるが、けんきうしつでお会いできたひとたちとは、今後も交流を続けてゆければなと思いました。

そして、先週は、遠方からはるばるまめ子に会いにきてくださった方もありました!
以下、そのときの話と写真をば。


*****

当ブログにしばしば「まめこファン」という有難いハンドルネームでコメントをくださっている方が、この連休に、ついに生まめ子に会いにきてくださることになったのでした。
ファンさんは、けんきうしつの先輩(後輩という説もあるが以下「先輩」で統一)のお友達です。
先輩は、日本テリア二匹のオーナーでもあり、猫派の跋扈するわがけんきうしつでは数少ない犬飼い。(注:わたしは猫も好きであります。)
今回は、お二人+日本テリアで、電車ではるばる来てくださいました!


当日、家の者に、
「今日は遠くからお客さんがまめ子を見に来るから」
と告げると、一同、
「えっ、なんであんな犬を!? ふ、ふつうの犬やで……?」
と首傾げ。

我が家の者はもちろんまめ子を愛してはいますが、いちおう客観的な視点ももちあわせておるので、なぜ、珍しい犬種でもなければ芸をするわけでもないこんなただの犬をわざわざ見に……??だ、大丈夫? と心配していたのでありますが、まめこファンさんは予想以上に「ただの犬ラブ」な方でした!


近所の駅で待ち合わせ。ファンさんはこちらを視認するやいなや、「まめー!!」と駆け寄って来てくれました。しかしまめ子はいつもながらそっけない態度でスルー…。
わたしは先輩の日本テリアたちとひさびさにご対面。ちっちゃい! まめ子が喰おうとするといかんので、犬同士はあまり近づけることはできず、終始微妙な距離を保ったままでしたが…。


この日集まった全犬。距離をとりつつも互いに気になる様子。




その後、総勢三人と三匹で、いつものさんぽコースを案内させていただく運びに。
わたしがまめ子を連れ、おふたりがテリア二匹を連れ、てとてと。
まめ子がおしっこするたび先輩はフィーバーし、写真を撮っておられました。
「今、尿道期とペニスナイドについて考えてるんだ!」 とのことで、流石……と思ひました。
てとてと歩いて着いたところはいつもの公園。ここで犬たちをのばしたり転がしたりすることに。
草むらの中、犬たちを撫でたりマッサージしたりおやつをやったり。
この日はぎらぎら照りでもなくどんより曇りでもなく、ちょうど良い気候で、心ゆくまでお外で犬を愛でることができました。



じっと飼い主を見つめるテリアたち! つぶらな黒目がち。
先輩の靴の上でおすわりしたりもする。






先輩を見つめるテリアたちと、テリアたちを見つめるまめ子。




テリアたちは背丈が草むらの草とちょうどおんなじくらいで、とてもまめ子と同じ種とは思えません。
なでているとぐむられました。(ぐむる=発情時のカクカク行動を指すまめ語。)
ところが、まめ子のぐむりは爪が刺さって脚が傷だらけになり超痛いのですが、小型犬のぐむりはかわいいし痛くない! 同じ犬なのに。こんなところにも違いがあったのか、と発見でした。
抱っこもさせてもらいました。するとまめ子がこちらに向ってわうわう吠え始め、やきもち!? と喜んだのですが、先輩に抱っこ交代しても吠えつづけておったので、単にテリアに吠えていたようです……



先輩撮影の一枚。テリアたちの後姿と、まめ撮影に熱中する犬ばか(私)。






私側からの構図。
まめ子は、ファンさんに「お花が似合うね」と言ってもらいました。





公園にいると近所犬もやってきて、更なる犬天国になりました。ファンさんがしあわせそうでしたが、わたしもしあわせでした。しかし、犬が集う中、まめ子だけひとりで離脱し、勝手にベンチに座りにいきました… (飼い主に似て)協調性のない犬です。

まめ子はファンさんにリードをもってもらい、なでなでしてもらいました。
「まーめまめまめ、まーめまめまめ」 と唱えながらのなでなでに、犬愛を感じました。
当初そっぽを向き、ときおり「なんなのこの人」といった表情で窺っていたまめ子ですが、犬愛が伝わったのか、やがて 「腹を撫でろや」 ポーズ(そっぽ向いたまま足をあげる)をとり、徐々にリラックスしていったようでした。
お昼ごはんをはさんで延々と犬撫で… ファンさんはほんとうに犬好きなのやなあ、とおもいました。近所の犬を毎日散歩させておられるとのことで、そのお犬の話を聞いたり、写真を見せてもろたりもしました。まめ系雑種でした。
まめ子のたっぷり肉も触ってもらいました。「たっぷり肉さえかわいい」とか「眉間があるんです」とか「しっぽを巻けない」とか、そんな話題であんなに延々と盛り上がれたのは初めてです! 「こいつは猫を食いたがっている」とかを分かってもらえたのも初めてでした。



二人がかりで撫でられ、緊張の面持ち。




心を開いたのか、ちょっと腹見せ。





最終形態。




最後は部屋の中、いつものソファでごろりん。まめ子一人がソファに座り、皆で撫でるという、「おまえはどれだけ偉いねん」的状況でありました。
こんなにかわいがっていただけるなんて、まめ子はしあわせ犬であります。「まめ子に会えてよかったです!」と言ってくださいましたが、こちらこそ、犬たちに囲まれゆっくり過ごすことができ、実に良い春の日でした。
Mさん、Hさん、ありがとうございました! またいらしてください。

ちなみにこの後おふたりは京都の犬カフェに行かれたそうで、「どんだけ犬好きやねん」 と思いました。



****

おまけ:
最近犬運が良く、いろんな犬に遭遇します。以下、最近遭った犬写真です。



パン屋さんのふうちゃん。たまにしか遭えないレア犬です。
ちょっとまめ似。なでるとぺたーっとくっついてくれました!





病院の近くで会ったももちゃん。まめ子並みに濃いキャラです。白目が多いです。






ひとなつっこくて、なでるとすぐにごろんしてくれました。
(まめ子はなかなかしない)




良い目ですね。





藪から覗いていた柴。この後なでさせてくれました。





ビバ犬!