脱皮したてのみみちゃん

四齢から五齢に脱皮したてのみみちゃんです。

朝方見たところまだ四齢で、しかし黒い皮の下に緑が透けて見えていたのが、昼に見るとこの状態になっていたのでした。
ので、脱ぎたてホヤホヤの頃です。





頭でっかちぶりと、まだやはらかくたふたふの皮膚がなんともかわいいです。

脱ぎたての五齢さんは、色も少し黄色がかっています。
脱皮後次第に、青味がかってくるようです。
そんな青々としてハツラツとしたみみちゃんもいいのですが、脱ぎたてのみみちゃんの頼りなげな様子には、たまらないものがあります。
わたしはロリコンなのでしょうか。
ねびゆかむさまゆかしき虫かな。


四齢から五齢に脱皮する――黒い皮の下から新しい緑色が現れる――のは、蛹化・羽化という虫生大イベントと同じくらいの感動がありますが、残念ながら今回は、ナマ着替えは見損ねました。


どうでもいいんですが、昔から、なんで「着替え」に「ナマ」をつけるのかナゾです。
「ナマ下着」というのもナゾです。
何だよナマ下着って、火を通した下着と生のままの下着か。下着にナマも調理済もあるものか。
緑寿庵清水の、何にでも「天然」をつけるネーミングを思わせます。天然いちご、天然めろん、天然珈琲、天然サイダー。