黄色の受難

ひさびさに受難パイロンです。背景も含めていい感じではないですか。

なんとか立って駐車禁止を訴えていますが、満身創痍です。特に右の子が。

 

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全身を黄色テープで覆われ、もはやどこまでパイロン性を残しているのかも分かりません。人造パイロンとでもいうべきでしょうか。いやそもそもパイロンは人造なのですが。こんな姿になっても、彼(彼女)は立ち続けているのです。


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子どもの頃こわかった類の看板

豊中市、阪急沿線で見つけた看板です。いつのものか分かりませんが古そうです。

子どもの頃、こういう看板が怖かったのを思い出しました。

 

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私は幼少の頃、とにかく怖いものが多い子供でして、お風呂のタイルが怖い天井の木目が怖い近所の家の硝子に映った魔法瓶の影が怖い絵本の絵が怖い(怖い絵がある絵本は親に高いところに隠してもらってました)寺の扁額の文字が怖い(人の顔に見えた)といっては大人を困らせていたのですが、外でもあちこちに「怖い看板やポスター」があり、そうすると大人に手を引かせて目を瞑って歩いたりその道を迂回したりしていました。

特に怖かったのはバス停にあった「覚せい剤やめますか、それとも人間やめますか」のポスターでした。スイミングスクールに行くためにバスに乗らねばならないが、バス停でこのポスターを見るのが恐怖で、いつも祖母についてこさせ目隠ししてもらってました。今はこのフレーズは、依存症治療に逆効果であるとして批判されたりしていますね。

とまれ、現在私が看板やポスターの存在がやたら気になるのは、こうした幼少期の記憶のゆえかもしれません。

 

 

 

 

農人橋の鳥居ちゃん

大阪に農人橋というのがあるのを知ったときは、こんな都会の真ん中ににつかわしくない名前やな~と思ったのでしたが、碑の解説によると、かつては大阪城外堀として開削された東横堀川にかかり、農民が耕作に通った橋であった、とのことです。超関係ないのですが、耕作といえば先日『転生したら島耕作だった件』を読みました。島耕作入門のような内容でしたよ(ほんまに関係ない)。

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そして、この解説パネルの背後が川になっているのですが、パネルに隠れ、川との境目に鳥居ちゃんを見つけました。なかなか立派な真紅の鳥居ちゃんです。陸と川の境界にいるのも鳥居ちゃんらしいです。この解説パネルが建つ前からここを守っていたのでしょうか。


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線路沿いの鳥居ちゃん

線路沿いの石垣に手描きの鳥居ちゃんが何体か並んでいました。

 

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お白粉に紅を引いたごとき、鮮やかな白と赤の鳥居ちゃんです。

印刷鳥居ちゃんも好きですが、手描き鳥居ちゃんはより呪術的な趣きがあって良いです。


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人生のともだち

カラオケ屋さんの看板。

これも「雰囲気五線譜だ!」と思って撮ったんですが、キャッチフレーズが素敵ですね。まさにまさに。(※なお「雰囲気五線譜」の概念はこの本で知りました。)

 

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