人生初・野球観戦に行ってきました!
私は、何度教えられてもなかなか野球のルールが覚えられない族なのでありますが、かつて「ナジャ女の34箇条」に「スポーツ音痴、とくに野球がわからない」とあったのを見てから野球のルールを覚えようと努力しておるのであり、今年はWBCとやらで初めて一試合通して観たことと最近野球漫画(というかつらみ漫画、『ダイヤモンドの功罪』)を読んでいることから、よし!この機会や~~! ってことで観に行ったのでした。細かいルールは依然分かりませんが、やっと「ファウルボール」を覚えました!!
甲子園駅は何度か降りたことはあるんですが、甲子園球場は初めて。
電車を降りたところからもう異世界でした。
「アレ行き」とは? と思ったんですが、どんでん語録なんですね。野球は知らんけどどんでんはちょっと知ってる。
甲子園球場は、アイビーに覆われ思ったよりオシャレでした。もっとボロい感じかと思うてました。飲食ブースがいっぱいありました。野球観戦て、みんなずっと観戦だけをしてるんだと思ってたけど、飲んだり食ったりしながら観戦するんやと知りました。そして、「観客席が綺麗」ということに最も感動しました。遠目に見ると観客席の観客たちは油絵のよう。ひとりひとりは油絵具で描かれたつぶつぶのようで、それが光を反射して動くのが美しかった~~!
特に、アウェイであるオリックスが点を取ると、数少ないオリックス席の観客がワッと沸いて揺れる様子が綺麗でした。私は阪神席にいたんですが、正直8回くらいから完全にオリックスを応援してしもてましたね……。
阪神ファンは、野次がひどいと聞いて楽しみにしていたのでしたが、この日は淡々とした試合だったからかグリーン席にいたからかひど野次はあまり聞こえず。残念(?)。この日の周囲の阪神ファンたちは、やたら飲み物をこぼしまくったり、人の落とし物を皆で捜してあげたり、敵のファインプレーに拍手を送ったり、心優しき人々でした。しかし途中で阪神が逆転されると、その時点でキレて帰る人がちらほら。試合は逆転負けのまま終わり、決着が着くと同時に人々は淡々と帰っていって、もっとコンサートの後みたいに皆余韻を楽しんだりするものと思ってたので、「こんなあっさり帰るんや!」というのも驚きポイントでした。いい勝ち方をすると皆残って「六甲おろし」を歌うのだとか、ひどい負け方をするとキレてメガホンを投げ込むやつが出てくるとか聞いていたのですが、この日はどちらのパターンでもなかったようでした。
球場の周辺では、いつもの諸々も採取できました。
タイガースグッズ屋の前のパイロン。ここはこの色以外にないでしょう!
駅前のパイロンも。
球場入口は緑パイロンでした。アイビーに合わせていたのかな。
このダイカット犬糞看板は他の地域でもたまに見かけますが、こいつもこの色に塗られて(?)いました。ネコ科でもないのに……。
吉野家もこう!
これは………違うよね?
ところではじめての野球観戦以来、野球そのものより、野球にまつわる野次や乱闘やひど替え歌に関心をもってしまい、毎日のようにyoutubeで「商魂こめて」を聴いてしまっています。なぜこんなことに……。肝心のルールにはなかなか詳しくなれないのに、「ドームラン」とか「電車コール」とか「ロッテのパクリ」とか変な語彙ばかりが増えていくよオ~~!!