ましまろを聴いた





五月に、ましまろというバンドのライブを観て、その後、ファースト・シングルを買いました。
とってもよかったです。

クロマニヨンズマーシーが新バンドを組んだ、しかもアコースティック、ということで私は、彼の往年のソロアルバム『夏のぬけがら』(1989年)のようなものを想像していたのです。
『夏のぬけがら』は、中学生の頃から聴いている思い入れのあるアルバムなので、思い入れで泣いちゃうかもな……とか思っていたのですが、そんなことはなく、ただ音が気持ちよく綺麗で泣きそうでした。
そもそも、思い入れるも何も新しいバンドなんやな、今は2015年なんやな!としみじみ思ったのでした。


曲は、フォーク調だけでなく、ボサノヴァぽかったりジャズぽかったりブルースぽかったり多彩でした。
私はヒックスヴィルは全然聴いたことなかったのですが、真城さんの安定したヴォーカルと、真島氏のひりひりとしたヴォーカルが、ちょうど良いハーモニーになっており、驚きました。
秋にアルバムが出るそうなので、たのしみにしています。


ちなみに、ブルースぽい曲がかっこよかったのですが、詞が延々と、肉まんがどうしたこうした、という詞で衝撃でした。