20(四捨五入)年ぶり!修学旅行: 鳥羽水族館篇


二見シーパラダイスから鳥羽水族館へ、水族館のはしごという贅沢ができる県、三重!!
鳥羽水族館は、日本で唯一、ジュゴンを飼育している水族館です。
鳥羽水族館には、たしかに小学校の修学旅行で行っているはずなのですが、あまり記憶がありません。
(ほんのり覚えているのは、ジュゴンの水槽の前で男の子と 「これが人魚ぉ?お前みたいやなー」「あら、失礼ー」という会話をし、「わああ、今、大人の男女みたいな会話をしたわー!」と思った、というどうでもよい記憶のみ……)

あれからもう一度、ジュゴンには会いたいと思っていたのですが、なかなか鳥羽まで来る機会がなく、実に20数年ぶりの生ジュゴン再会!(違う個体だが)



入り口のこの看板で既に興奮。
看板の写真をアホみたいに数枚撮っています……



ジュゴン幕が歓迎してくれています。うををを。
この時点でもう既にかわいい!!



あちこちにジュゴン絵が!
じゅ、ジュゴンがあやまっているよーーー




このように、エントランスをくぐる前から高まるジュゴンへの思い。 入ると、「ジュゴン こちら」という案内板。ジュゴンが案内されている!という事実だけでもはや既にかわいい!
ジュゴンは奧のほうの「人魚の森」ゾーンで飼育されています。
わくわくと駆けつけたらば、水槽の前面で海藻をはもはもしていらっしゃいました!

セレナさん!!






一心に海藻を食べるセレナさん。
はもはもするたびに、お口がひらひらとしています。かわいいよ〜
笑っているつもりはないのでしょうが、ほんのり笑顔に見える点といい、丸い体型といい、素晴らしいいいきもの!

小学生のときにジュゴンを見たときは、こんなに かわいい!と感じなかったのに、不思議なものです。
私は、人から動物好きと思われがちなのですが、動物を見てかわいいと感じ始めたのは思春期を過ぎて以降なのです。なので、生粋の動物好きであるわけでなく、動物に何かを投影したり託したりしているのかな、と思ったりします。
まあそんなことはどうでもよいのですが。


ひらひらするお口







セレナさんは、はもはもしつつ時々水面に上がっては垂直に戻って来、を繰り返しておられました。
神々しい形です。








私は今回、見たいと思っていたものがあり、それはジュゴンのおっぱいでした。
ジュゴンのおっぱいは、おてて(ヒレ?)の下にあります。
私はときどき ジュゴン 授乳」 で検索するほど、ジュゴンの授乳姿が好きなのです。
見えないかなーと思っていたのですが、セレナさんが水面に上がるためひらひらとおててを動かしたとき、ちまっと乳首が!! わああー



おっぱい!





感無量でした………。


*** *** ***



鳥羽水族館は、ジュゴンの他にも素晴らしいいきものものがたくさんで、あわあわしながら館内をめぐりました。こんな素晴らしいものたちに陸にいながらにして会えるとは、夢のようだよ。。


こちらはマナティージュゴンマナティーの同時飼育はなんと、世界で此処だけだそうです! 私はどちらも大好き。



マナティーさん、ふよーんと泳いでいたのですが、なぜか突然目の前でごろん状態に! お昼寝??
私が腹好きと知っての狼藉でしょうか。カメに乗られています。
後から来た人は「大丈夫?死んでないかな?大丈夫?」としきりに心配していました。





鳥羽にはカピバラもいるのです。透明水槽で泳ぐ姿が見られるらしいのですが、今回は水槽には入っておらず無念。ぼーっとしていました。



上は内かぴですが、外にもかぴがいます。こちらはお食事中でした。



外には仔かぴもいて、こちらもお食事タイムに遭うことができました。
飼育員さん、何分もかけて、すごくきっちりと量をはかっておられました。
仔かぴは餌かごに届かないらしく、最終的にはすっぽり箱にはいってもぐもぐしていました。
この写真は、仔かぴの向こうに大かぴも見えるのがポイント。





寝カワウソ。これまでカワウソと縁のない人生でしたが、二週間でいきなり三箇所のカワウソに遭遇し握手までしてもらうといういきなりのカワウソバブルです。「モテなかった俺の部屋にいきなり美少女がやってきて……!?」みたいな展開です。




今回の意外な可愛さMVF(※Fはfishです念のため)は、古代ゾーンにいたハイギョ氏。
ひらひら動かすおててがかわいかった!





さらにうれしいこととして、「へんな生きもの研究所」が新設されていました。(解説が見つからなかったのですが、監修は早川いくをさんなのでしょうか??)
ここでも、いろいろ会いたかったものたちに会うことができ、興奮しきりでした。


やっと会えたね……ダイオウグソクムシと初対面!




ウコンハネガイ、というそうです。
鮮やかな色なうえ、ぴかりぴかりと光っていてびっくり。
でも発光ではなく反射だとのこと。




そして……か、カワテブクロさん!!




実はずっと、カワテブクロさんには一目会ってみたいと思っていたのでしたが、ここで会えるとはーー!
本当に手袋のようで、有機体とは思えない不思議なお姿。裏側の赤い部分も、完全に縫い目にしか見えません。



カワテブクロといえば、エロティックな形状で話題になることが多いですが、この方はそれほどでもありませんでした。


グーグルによるひどいサジェスト:




滞在時間は二時間ほど。会いたかったいきものたちに会えてハッピーでしたが、できれば此処に泊まりたい! 私が子供であれば床に寝転がり、「いややー!帰らへんーー!!」と泣き喚いていたことでしょう。
最後にもう一度セレナさんに御挨拶して帰りました。
セレナさんは相変わらず、海藻をはもはもしてはりました。
またはもはも見たいよー。



見送ってくれるジュゴン




【おまけ】
ところで今回、「伊勢うどん」という食べ物を初めて知りました。これは素晴らしい!! 味だけでなく、もちりもちりとした脣当たりが最高でした。あのへんに住んだら毎日ジュゴンに会うて毎日伊勢うどん食うんや……