花見の陰で

春の祗園はたくさんの観光客で華やかです。
しかしそんな中、かわいそうなパイロンを見つけました。
ぽきんと頭を垂れたまま、花びらにまみれています……。
混雑の中で蹴られたり踏まれたりした結果、こうなったのでしょう。
パイロンは春の生贄です。





【採取地:京都祗園】




一方で、セピアパイロンたちはご無事なようでした。やはり、京都ぽさを主張すると尊重されるのでしょうか。それとも単に、保護色なので難を免れたということでしょうか。