奈良のたのしみ。それはシカ。
この日もやはり、シカを愛でるっ!シカを愛でるっ!と意気込んでいったのですが、しかし、駅前は見渡す限り観光客ばかりで、シカせんべい売店はあまたあれど、肝心のシカにはなかなか会えずでした。
バスはシカ模様なのに………。
と思っていたら、東大寺の参道をずいぶん進んだところで、やっとシカに会うことができました!
水辺で数頭、なごんでいます。
周囲の観光客たちも、ここへきてやっとシカに会えたのがうれしいらしく、シカフィーバー。
この水辺の数頭のところへ、シカせんべいを雨あられと降らせていました。
しかし、シカは最早腹いっぱいらしく、降りしきるシカせんべいには見向きもせず。
シカにしてみれば、「なんでここ三日ほど、やたら食わせるんだよ、年中まんべんなくくれよ」というところなのでありましょう。
子供たちがシカを囲み、なんとかシカせんべいを食べさせようとしていましたが、ゆっくりと、かつあからさまに顔をそむけるシカ。
顔のそむけ方がまめ子に似てました。前から思っていたのですが、色、まなざし、など、シカとまめ子はちょっと似ています。すべてのよき動物はまめ子の要素をもっています。
愛想はないですが、なでさせてはくれます。
こちらは、二月堂を降りたところのはらっぱにいたシカたち。
裏道であるためか、あまりシカせんべいの恩恵にあずかれていないらしく、アグレッシヴにせんべいをねだってきます。
さすが。これこそシカの姿。
かわいい。
二メートルほどの距離まで近づいてはじっとこちらを観察し、せんべいを持っていないことを視認すると、あっさり河岸を変えます。
それにしても、こうやって見ると、のびかけのシカのツノって本当に、せんとくんのツノまんまなのだなあ……とまったくどうでもいい感慨。
池辺でゆっくり休むシカたち。
いい光景です。
京都も、何らかの動物を市内にうようよさせるとかすればよいのに。そうするともっと京都daysがたのしくなるのに…… とおもいました。
できればカピバラ希望です。
↑ご当地ピクトさん。