七回忌

雪の中、母方祖父の七回忌でした。
前日まで、危篤状態だった母方祖母が、急に持ち直しました。
祖父の葬儀で経を読んでくれたお坊さんは亡くなったそうでした。
代わりにその息子さんが、まだ板につかない読経でした。

読経の時間は、
祖父の思い出を思い出す時間であり、
七年(実際は六年)の間にあったさまざまな(ろくでもない)ことを思い返す時間であり、
後半は単に、空腹に苦しむ時間でありました。