桜とパイロン

パイロンを愛せるようになれば、日本の風景はだいたい愛せるようになることが分かりました。


以前はこういった写真を撮るときは、「この三角のやつ、じゃまだなあ、野暮」と思うていたものですが、今では、パイロンも季節の一コマの中の一オブジェとして愛でています。
そうした目で見れば、四季の中でパイロンも、折々の表情を見せてくれているような気がします。

このパイロンも、来たる春の喜びに、ちいさな三角の体を赤く染めているかのようで、かわいらしいではありませんか?





於: 左京区 黒谷寺境内