未知との遭遇:かめとまめ

先日、おうまさんに対して無反応だったわがいぬですが、今度は小動物に遭遇しました。


いつものさんぽコースをさんぽしていると、とつぜんまめ子がふんふん鼻を動かし始め、柵の向こうをじっと見つめ出しました。
おいしいものでも落ちてるのかな? と視線の先を追うと………カメさんが!!!


まめ子は柵を飛び越えてカメさんに接近。臆病者ゆえ普段そんな犬らしい動きは一切見せないのですが、岩なども乗り越えて一路カメへと向かってゆきます。
そして、興味津々。
カメさんは警戒して甲羅の中へセルフ収納。





最初は平和に見詰め合って(?)いた二匹だったのですが……。




……!!




カメさんがちょこっと首を出した瞬間、愛犬の態度が急変。
「ぎゃうぎゃう(曲者!)、ぎゃうぎゃう(曲者!)」
と激しく吠え、カメに襲い掛かろうとします。
そして、普段のぼんやりした動きからは想像もつかない暴れぶり。「ぎゃうぎゃう、ふうううん」と聞いたことのない声で吠えながら、髪(ありませんが)を振り乱して、カメへ向かってゆきます。
カメの首穴に鼻先を突っ込んで、カメを齧ろうとしたので、慌てて「カメをいじめちゃいかん!」と止めようとしたところ、愛犬のカメへ向かう力に引っ張られて転倒、右手首を強打しました。


とにかくカメから引き離そうとしたところ、激しく拒否されたので強制的に抱き上げると、腕の中で暴れバランスを崩して愛犬落下。飼い主飼い犬ともども体を打ちました。
カメはといえば、マイペースにのそのそ歩き、ごとっ と音をさせたかと思うと自ら溝に突入、無事水場にたどり着いたのでした。


強打した右手はその後腫れてきまして、まだ痛いのです。