探偵! ナイトスクープ展@梅田 (後)

前篇より続き)


えと、愛の対象は人それぞれであるという話でしたが、そういえばこんなのもありました。





マネキンとして生まれながら人間の女性に愛され、結婚にまで至ったホーマルハウト氏です。
こうして実物を見てみると、確かに端正なお顔だちをされていますね。
のちに、あの女性が彼と破局し、人間の男性と結婚していることを知ったときに、他人事ながら淋しい思いをしたのはわたくしだけではないと思います。

ちなみに物販では大石酒造グッズが売られていました。






「97歳マジシャン」氏の愛用道具の数々です。
近くで見ると、細部にまで手作りの装飾が丁寧に施されていて、感心します。
実際は、もっとたくさん展示されていました。
あの、「痛い、痛い」の剣もありましたよ。

なお、マジシャン氏は、その後99歳で他界されたとのことでした。ご冥福を祈ります。




ナイトスクープ名物といえば、小枝の爆笑パラダイス ですが、勿論今回もパラダイスコーナーが作られており、これまでのパラダイスたちをしみじみと懐かしむことができました。
下は、元祖・パラダイスであるところの、「淡路島謎のパラダイス」からの提供の品です。



何で二回言うねん! とつっこみましょう。

このパネルの隣には、18歳未満禁止の覗き穴があったのですが、恥ずかしかったため素通りしてしまい、大変後悔しております。
ちなみに、この、「淡路島謎のパラダイス」こと立川水仙郷には、わたしも過去、偶然に訪れる羽目になったことがあります。(わたくしめのパラダイス訪問記はこちらです。)



その他印象的だった展示としては、

・養老の幸ちゃん養成マイク
大和川を下ったボート
・「でした。」の電話機: 地味ですが好きなネタです
・アホバカ分布図: 圧巻です
etc...

などがありました。


堪能して、出口に着いたところでは、ABCスタジオを模した部屋で過去の名作が上映されていました。
あの、『日本一周旅行中の息子』も上映されておりました。
放映当時は面白く見ていただけでしたが、今は、着ぐるみ姿のおかんが息子の首っ玉にかぶりつく時点で既に目頭が熱くなります。あの頃より、親の年齢に近づいたからでしょうか。

そして、出口を出ようとすると、物陰にそっと佇むおかん(の皮)の姿が!





以上、さまざまな工夫と愛情が込められたよい会だと思いました。
「プルコギ」に誘導されて会場を後にすることとなり、最後の最後まで、企画者の方のサーヴィス精神に唸らされたのでした。