昨年末、「右手を怪我したりしても大丈夫なようになりたい!」というよく分からない動機から、左手で字と絵を描く練習を始めたのでした。その続編です。
前篇(37日目までの記録)はこちらです:
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● 38日目

コメント)細かなハライやトメの制御がむずい。
※「なめくじ・ナメクジ・蛞蝓」およびその横の絵(インビューさん)は、毎回同じものを書いたほうが上達が分かりやすいであろうということで、定めた文字列および図像です。
※この頃教習所で右折に悩んでいました。あと古代オリエント史の本を読んでました。
● 39日目

コメント)「絵」はなんとか描けても「図(図解)」は難しい。
※とにかく「きっちりした線とかを描く」のが難しいです。
● 40日目

コメント)左手練習が緊張時のコーピングにもなることに気付いた。
※「緊張時」というのは、教習所での仮免許試験を控えていたからです。「上手くできないこと(左手練習)によって上手くできないこと(運転)の緊張を和らげる」というテクニックです。
● 41日目

コメント)ナメクジ(なめくじ・蛞蝓)はあんま分からないので廃止します。
あたし、左手を使うの、馴れてきたんです。
ナメクジ制度はやめました。
● 42日目
コメント)やはり直線が難しすぎる!
● 43日目
● 44日目
● 45日目
コメント)いつも「入」の一画目を間違う。
※「左手で書くとなんだか間違えてしまう字」がいくつかあり、「入」はそのひとつ。「入」と「人」の違いは小学校低学年でしっかり覚えたはずなのに、左手を使うと遠い昔に覚えたはずのことがいったん解体されるのかも。
● 46日目

コメント)課題はやはり「まっすぐな線」だなあ。
● 47日目

コメント)標識のようなちゃんとした図像は描くのが難しい。
● 48日目
コメント)字よりも絵がぜんぜん自在に描けない! 記号的な猫はなんとか描けても、写実的に描こうとすると無理すぎる〜
※ 文字はとりあえず判読できるレベルには書けるようになったので、この頃から絵が中心になってきました。
● 49日目
コメント)猫はかわいいのになかなかかわいく描けない。特にヒゲが難しすぎる! 左手はなめらかな線が苦手。
● 50日目
コメント)口に咥えた絵筆で絵を描く人がいはったけど、ほんまにすごいなあ……
● 51日目
※この頃あねに最高のクリアファイルをもらったんでした。私は「画数のキモい漢字マニア」。

● 52日目

コメント)やはり左手は「軽く絵を描く」「色や陰影をつける」とかがいちばん苦手ぽいので、着色も試みてみた。今回は例外的に、比較対象として右手でも描いてみた。右手でもあんま上手くないな…
※このとき聴いていたあぶらだこ亀盤のジャケットを模写しました。名盤!!

● 53日目
コメント)無理すぎる
※コメントは、内容(縦列駐車)と左手、双方に対してと思われます。
● 54日目

コメント)もらった免許証を描こうとしたけど、こういうカッチリしてこまごましたものは左手が最も苦手とするところ。
※それはそれとして免許が取れたんでした。運転席、誰やねん。
● 55日目

コメント)san-x展のカードを模写。
構成の辻褄が合ってないのは左手の所為というより下描きしてない所為だが、そういうとき右手なら適当に誤魔化せるが、左手には無理(ただ、右手画の方が後なので学習の下駄がある)。たれぱんだの表情は左手の勝ちかな。
※描いてる途中にねこがたれの尻尾をもんでるのに気づいて、胸がぽわわ~~としました。san-x展のレポは以前に当ブログで書いております。→こちら
● 55日目

コメント)旅行写真を見て描こうとしたけど左手画だと遠近とか全体の構図とか考えられなくなってしまう。絵を描く快楽が全く得られないので途中で飽きてしまった。
※絵を描く中でも「色を塗る」「陰影をつける」作業が左手はとりわけ苦手であることが分かり、その練習をしようとしたのでしたが……。元写真は津軽鉄道で母を撮った写真(のはず)でした。
● 56日目
コメント)風景は途中で無理になったので人物を描いてみた。モデルは知らないダイエット広告で出てきた人。こうして見ると、右手でも字が汚いことが分かる。
※左手のタッチがいいと友人が誉めてくれました。美術関係の友人なので嬉しいけれど………そうか?
● 57日目

コメント)二大(人間の)男性器に似ているといわれる生き物を描いてみた。
ユムシの方はシンプルなだけに滑らかな線が要求され左手には難しかった。ミルはプルプルする感じが意外に左手画に合っているかも。
ところで左手ノートがあと2頁で終わる。
● 58日目
コメント)ノートもあと2頁となったので、比較のため、過去に書いたのと同じ文を書いてみた。
※以下、比較です(詳しくは前回をご参照ください)。文字に限ってはかなり上達したのでは!?
【なめくじ・ナメクジ・蛞蝓】

【今は昔竹取の翁】
【いづれの御時にか】
● 59日目(最終回)
コメント) 第一シーズン最終回とします。
【比較用羅生門】

ノート2冊目を作って右手と遜色なく書けるまで極めてもよかったんですが、飽きてきたのでとりあえずここでやめることとしました。また期間をおいて左手にチャレンジしたらどうなっているか……?等実験してみたいものです。
最終回に書いていますが、最大の発見としては、「左手で書く」難しさは左手だけの問題でなく、右手が紙を押さえるのに馴れていない・全身が左手書きに対応した姿勢になっていない、という全体的問題が大きいということです。
ということは、普段、利き手で書いているときも、意識していないだけで全身がそれに対応した構えを取っているのであるなあ、ということが分かりました。もよもよ。












