梅田の外れを歩いていたら、新しいラヴホテルができていました。
元は別のホテルだったのがリニューアルされたようですが、このご時世に珍しいのでは?(ラヴホテルがなくなる、あるいはふつうホテルになってしまうパターン多し。)
コンセプトルームが多そうなのも、昔のホテルみたいで素敵です。マーメイドベッドが可愛いなあ。フタが気になって寝づらそうやけど……フタの溝の部分を掃除するのがめんどそうやけど……。
入口には、仏像のようなものや枝垂れ桜のようなもの。愉しげであやしくて良い!
そして隅っこに大黒さまがいます。
大黒さまの横には「お賽銭 黄色のお花ありがとう」の文字。
どなたかが花を供えたのに対し、管理をしている人からの御礼なのでしょう。こんな都会の、しかもラヴホテルの前で、似つかわしくないながらも心温まる交流を感じてええなあと思いました。
ところで、これもホテルのオブジェの一部なんやろか? 「二代目大黒天像」……ってことは一代目がいたの? ……と調べたところ、どうもこれが初代であるらしいことが分かりました。
「商店街の店先にあるこの大黒天は、元は小松原町の富国生命ビル付近でお祀りされていたが、戦災により放置されていたのを見かねた堂山町の人達が、今の場所に移した。今でも地元の人達に愛されて、毎年夏頃には神事が執り行われている」とあります。良い話!
しかし、この像はどうなったのか?とさらに調べてみたところ、酔っ払いに蹴られて破損したとの情報が……。心温まる話やなかった!ウワーン!!