チェンソーマンを読んでゐるよの巻(脳がハロウィンに)

最近のおすすめ漫画ですが、珍しくジャンプ漫画にハマっています。先日はつらみ師とチェンソー合宿までしました。未来最高です。

最新刊、表紙の絵もいいが帯の煽りもかっこいいすね。↓

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チェンソーマン』、あねや、当ブログでお馴染みさーもんさん(つらみ漫画の師・床寝)を初め、周囲の人がやたら話題にしていたので、私も皆の話題についていこう、と読み始めたのですが、こりゃおもろい! 

まずは、ポチタがとにかく可愛いのと(まめ子~~)、台詞回しがひどくて最高なところにハマり(好きな台詞はたくさんあるのだが……引用するときりがないので割愛)、2周目読むと1周目では分からなかった謎や伏線に気づいて更に面白くなり、3周目読むと更にキャラクターたちの造形の魅力に気づき…… というように、再読するたびに面白くなっていったのでした。ちなみに中村が好きです。

 

 

物語が進むとともに漫画表現として斬新な表現が次々現れ、最新刊(8巻)は「なんだこれは!? 何を見せられているのか?」という、楳図かずお神の左手悪魔の右手』『14歳』以来の感情を味わうことができました。聖書やキリスト教の知識がある人なら更に面白いのかなあ。とはいっても、前衛的な一方、ベタな少年漫画みもあるのがまた良いです。可愛い女性キャラ(しかし全員やばい)、裸で夜のプール(しかし…)、アンチヒーロー的でありつつお馬鹿で痛快な主人公(しかし…?)、などなど。

 

 単行本未収録分は、「つらみのインフレ」(c:さーもんさん)が起きておりかなりつらい状況ではありますが、同時に「これ表現として作品のピークでしょ」と思いきやまた更なるピークが現れる、というグルーヴに飲み込まれもし、それもまた新展開を迎えつつあるようでこれ一体どうなるんや…… 私はずっと単行本派でしたが、つらみ師の布教により今週を以て本誌派になりました!

 私は、漫画は、既に完結したものや「過去の名作」的なものばかり読んできたので、こうして「現在進行形の作品をたくさんの人とドキドキしながら読む」体験自体がレアでして、それ自体も楽しいですな~。ネットでファンの考察や謎解きを見たり、昨今のつらみ展開に、ジャンプ発売日になると読者がSNSで悲鳴をあげ「何も見たくねぇ」「今週は誕生パーティー回だったね楽しかったね」「金玉蹴り大会に戻りたい」とか口々に言うのを読み、そもそも金玉蹴り大会ってなんやねん、なんでそんなもんがノスタルジーの対象やねん、と思ったりする、そういうところも含めて良いのです。大会の件は読めば分かると思いますのでぜひ。皆様の未来も最高でありますように。