浜松では他に、「賀茂真淵記念館」に行きました。ちょっと渋い観光スポットかもしれません。
丘を登ったところにある小さな建物でしたが、あまり来館者はいないらしく(まあそりゃそうか)スタッフの方につきっきりで案内&解説していただけました。
国学から近代以降の保守思想につながっていく流れって、ちゃんと勉強せなあかんよなと思いながら苦手意識があったのですが、ここでは、その接続を示しつつも、真淵らの仕事と平田篤胤以降の思想の断絶や違いを強調する展示・解説になっていました。
いろんな素人質問にも逐一答えてくれはったうえに、浜松おすすめスポットまで紹介してもらえてよかったです(しかし紹介されたところには行かず洞窟(前述)に行ったのだった……)。
真淵記念館の横には、真淵を祀る「縣居神社」があります。
そこの犬看板。
真淵を祀るという渋さに比して、異様に可愛い!!!
なんやこのフニャフニャとした垂れ耳犬は!
この目の描き方、子供の頃(80年代)よく見たイラストの画風です。
真淵関係ないけど近くにあった別の犬看板。
禁止標識から上半身を乗り出してる犬……だったのでしょうが、退色によりシートベルトしてるみたいになってます。
こちらは、縣居神社から少し離れたところ、蜆塚古墳の公園にあった犬糞看板です。
女の子がなかなかファッショナブルではないですか。
「自分の同色のうんこを出す犬」は、犬糞看板界ではよく見かけるところであります。この犬も、自分の分身を生んだつもりなのか、心なしか得意げです。
蜆塚古墳の公園には、こんな昔の住宅が保存展示されていたりしました。
周囲には、シートを敷いてなごむ人たちがいて、近隣の人たちの憩いの場という感じでした。