先日、雑貨屋さんでパイロンノートを買ったのです!
jam jam というところの商品で、他にもパイロングッズが出ているようですが、足と顔のある擬人パイロンですね。パイロンの擬人キャラはちょっと珍しいんでないでしょうか。
ちなみに下に見えるのは、同時にかった深海生物クリアファイルです。こちらも最高です。
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ところで私がパイロン写真を収集し始めた頃は、人知れずひとりでパイロンを追っていたものですが、ネットを始めてより、世の中には意外にパイロン収集家がいるということが分かりました。
パイロンに惹かれるポイントは人さまざまだと思いますが、ツイッターには「#がんばれパイロン」というハッシュタグもあるので、パイロンのけなげでどこかかわいそうなところに惹かれている人は多いのだろうと思われます。……とか思っていたら、こんなガチャが出るという知らせが! エポック社「ボロボロパイロン」全6種(直球のネーミング)。
これは……。パイロニアンなら「あるある!」と言ってしまうであろう、いずれもリアルなパイロンの姿です。貼り紙の剥がれた跡など、芸が細かく、パイロニアンがデザインしたのであろうなあと想像されます。6種ならコンプリートしたいですね。
かわいそうパイロンの波が来ているようなので、わたくしも、以前 ライブバーMagaYuraさんで写真展示をさせてもらった際のパイロン文を貼っておきます。
●受難パイロン●
パイロンが気になり始めたのはいつの頃か覚えていない。三角コーン、カラーコーン(※これは商標名)とも呼ばれるアレである。彼らは街のどこにでもある。工事現場や人の集まるところで任務を果たしているだけでなく、ひと気のない自然の中にも誰が置いたか存在している。海外にもいる。どこにもいるのに誰にも気に留められていない。気に留められていないわりに邪魔扱いされがち。どうしたっておしゃれにならない彼らは、どこにいても異物っぽい。観光地では周囲と調和しそうな色に塗られたり、ブランド店の前ではブランドのロゴを入れられたりしつつ、生き延びている。だが圧倒的に多いのは、人から蔑ろにされ雨風に晒され憂き目に遭っているパイロンである。ここではそんな受難のパイロンを集めてみた。
最新の受難パイロンはこの子↓ですかね。
無残に解体されたうえ、鉄線に縛られ踏んだり蹴ったりです。