そんなわけで、少し前のことですが、鳥取に行きました。
突然思い立ったのですが幸いにお宿が取れたので一泊でGO。
鳥取は、2006年に土砂降りの中ひとり歩きをして以来です。(そのときの記録です:milkmilkmilk.g3.xrea.com/raining.html この頃の文体、なんかイキっててつらいんですが。) その際は米子市と境港市しか訪れていないので、鳥取市は5歳の頃の家族旅行以来でございます。
初めてスーパーはくとに乗りました。
座席が木で温かみあり、情緒あるよい列車ですね。
この日は早朝の便に乗ったところ、冬の朝の陽がほのぼのとさしてなお良い感じでした。
座席の背に、鳥取の名所の絵が描かれているのもよかったです。電光掲示板の文字色がピンクとブルーで、さりげなく車体の色に合わせられているのもイイ!
そして鳥取に到着し、まず向かったのは駅前の「すなば珈琲」!!
あの、「鳥取にはスタバはないけど砂場がある」という知事のダジャレを受けて始まったというお店です。その後、スタバ鳥取1号店が出店した際、黒船来航キャンペーンを行なったときから気になっていたのでした。なんというか、その商法、清水音泉やことでんに通じるものを感じ……。
意外にこじんまりしたお店でした。
看板が立派です。「本看板は、岩手県陸前高田市下矢作の村上さまのより寄贈いただいた『奇跡の一本松』で作製されました」と書かれています。なんかいいですね。
お店は大きくはないのですが、席がゆったりしていて、半個室のような席もあって落ち着きます。
メニュー表、注文がタッチパネルだった!現代的!
早朝に関西を出たため、なんとかモーニングの時間に鳥取に着くことができたわれわれ。数種類のモーニングの中から「お日様モーニング」を注文。
パンとごはん……主食が二種類ある!(スパゲティも入れると三種)
お味的にもボリューム的にもかなり満足しました。食後の珈琲を飲んでゆっくり。カップのすなばロゴも可愛い。お安いしなごめるし、家の近くにこんなお店があったらええのになー!って感じでした。
ちなみに翌日も昼&夕食を食べにいきました。薬膳カレー、美味かったです。ケーキも。
ステキインテリア。
なお、問題のスタバ鳥取1号店も 駅をはさんですぐ近くにあったので偵察したのですが、ゆったりとテラスがあり、犬をつなぐポールなんかもあって、めちゃ感じのええスタバでした。
すなばで腹ごしらえた後は、リアル砂場へ行きました!
冬の砂場はさぞ苛酷かと思われましたが、この日はさほど寒くはなかったです。ただ、風が強くて大変でした。ときおり天気雨が降っていました。
砂丘は、5歳のときに親に連れられて来て以来です。うちの家族旅行は、娯楽というより修行のような面があり、行く先々で山登りやら何やらを課され、父に公園のアスレチック全クリアを命じられて泣きながらクリアしたこともあります。そんな修行旅行でなく、のんびりした旅をしてみたいものだと思っていたはずなのに、生育の中ですりこまれたサガなのか、ついついまたがんばってしまいました。
↓ この斜面(「馬の背」と呼ぶらしい)、傾斜がゆるやかなところと激しいところがあるのが分かるでしょうか? 最も激しいところを登り遂げました! ワワーイ!
運動する用の服ではないし、滑り落ちそうになるし、靴の中にめっちゃ砂が入るし、途中「なんでこんなことしてるんや……」と思いつつ最後は四つん這いになって登頂しましたが、愉しかったです。運動になった。
彼らの撮影は有料であったので、代わりに「らくだや」を撮ってきました。
さっき、「砂丘のラクダたちはどこから連れられてきたんだろう」と思い調べてみたらば、このらくだや創業者が連れてきたという情報が得られました。