久々の京都市動物園、ナイルさんの健在

実に久しぶりに京都市動物園へ参りました。

なぜか去年忙しく、半年以上訪れることができていなかったのでしたが、やっと年間パスを更新することができました!
特典のふせんをもらいました。可愛い〜!





2階のランチも食べました。(トラを見ながら。)
梅たたきごはんが美味しかった。



嬉しかったことは、ひさしぶりであるのもかかわらず、ライオンのナイルさんが健在であったことです。
この日はお外ですやすやしておられました。



太腿の骨や背骨の形がはっきり分かるほど痩せていましたが、なお神々しくチャーミングなお姿……。
たまに「ヨボヨボやん!」などと吐き捨てて去る客がいますが、京都でずっと生きてきたこの尊い姿を見ておくれよ、と思うのです。


現在、ナイルさんを刺激しすぎないため、ガラスの間近には近づけないようになっています。
ガラスの下に貼られたスタッフさんの文章は、愛情を感じさせるものです。
そろそろ「看取り」の時期に差し掛かっているのかもしれない、しかし、彼の命を諦めたわけではない、最後のときまでゆっくり生活できるように、とのこと。



ところで、スタッフさんによる手作り感あふれるポスターや展示は、新生京都市動物園の魅力だと思います。
しばらく来ないうちに、芸術鑑賞コーナーもできていてこれも楽しかったです。



美都さんと子ゾウたちの同居訓練も始まっていました。
隅っこの部屋からひっそり顔を出していた美都さんの姿を思うと、感慨深いものがあります。



イノシシはいませんがイノシシコーナーもありました。
「ネコ(客が投げ入れた)」というフレーズが衝撃です。
母はこの、猿を背に乗せるイノシシを実際に子供の頃見たことがあるのだとか。






そしてこの日見たかったのは、ニシゴリラの赤ちゃん!
この日はゴリラファンの母と一緒に参ったのですが、ゲンキさんにだっこされた新生児(名前はまだない)の姿に、母はきゃあきゃあと大興奮でした。


ゲンキさん、襲来してくる夫と長男から赤ちゃんを守って身をかわすのに必死で、大変そうでした。
一日中こうしているのでしょうか……なかなか安息の時間がなさそうです。


ちょっかい出しに来た長男はゲンキさんに怒られ、すみっこで飼育員さんにかまってもらっていました。私も長女なので、何か身にしみるところがありました。




というわけで、年間パスを更新したので、またせっせと通いたいと思います。